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No.3613 |
栗駒山 | 1627.7m一等三角点峰 | ||||
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無雪期一般 | ||||
くりこまやま | ![]() |
栗駒山 |
■山行期間 | 2004年6月20日 |
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■コースタイム | 須川温泉(7:55)→名残ヶ原(8:20)→苔花台(8:32)→地獄谷(8:44)→昭和湖(9:00,9:05)→栗駒山(10:05,10:10)→産沼(10:50)→三途の川(11:25,11:30)→名残ヶ原(11:56)→須川温泉(12:20) |
■写真 |
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駐車場にできたビジターセンター | 須川野営場 | 須川温泉の脇を通って登山道へ |
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名残ヶ原の案内図 | 苔花台 | 水芭蕉 |
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地獄谷 | 昭和湖をバックに記念撮影 | ハクサンチドリ |
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風と雨の栗駒山頂 | 山頂の祠 | ゴゼンタチバナ |
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サンショウウオ | 産沼 | サンカヨウが群生する |
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ワタスゲ | ゼッタ沢を渡る | 名残ヶ原から栗駒山を振り返る |
■行動記録 |
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虎毛山を登り終えてから、車を秋の宮温泉郷から高松岳の麓の泥湯を通り、小安温泉から須川温泉に向かった。明るいうちに須川野営場へテントを張り、食べきれないほどの食料で、小宴会をする。 翌朝は雨の音で目が覚める。やむ気配は無い。どうしたものかと思案したが、登ることにした。須川温泉の裏にある源泉の脇を通り登山道に入る。途中、道はいくつか分かれるが、真っ直ぐ名残ヶ原を目指す。20分ほどで名残ヶ原の湿原に出る。木道が整備され、回りは一面のお花畑である。剣山の麓で西回りコースと道を合わせるところには、大きな案内板がある。ここからいくらか登りになって、やがて登山道はゼッタ沢に沿って登っていくようになる。産沼への東回りコースの分岐(苔花台)を過ぎ、少し行くと道はゼッタ沢を渡渉する。渡渉してすぐ地獄谷に着く。硫黄が噴出し回りの裸地は黄色に変色している。立ち入り禁止の標識が立っている。 昭和湖に到着する。標高は1290m三方を岩山で覆われ、色はコバルトブルーだが、水深が浅いこともあって様々に変化する。昭和湖の歴史は浅く、昭和19年の爆発によって新しくできた火口湖である。昭和湖バックに記念撮影。 稜線へはハイマツやシャクナゲの茂る急坂を登っていく。雨足は強くなり、登山道は川のように水が流れる。主稜線にでると、それに風が加わり、昼間だと辺りは薄暗くなってしまった。山頂には10時05分到着。シーズンだと言うのに、一人の登山者もいない。休憩もそこそこに下山にかかる。帰りは産沼を経由する東回りコースをとる。このコースは自然観察路をめぐる周回コースになっていて、花も多く、特に今回はサンカヨウが群生をみることができた。雪の残る産沼を通り、三途の川を渡り、ゼッタ沢を渡って、苔花台へ戻る。途中、産沼あたりで雨が止み、花を楽しみながら下りてくることができた。 名残ヶ原までくると、雨が止むのを待っていたのだろうか、多くのハイカーと出合う。須川温泉に戻り、途中、真湯温泉で汗を流して、帰路につく。(I.I) |
■概念図 |
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