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No.3744 |
鬼ヶ面山 | 1465.1m三等三角点峰 | ||||
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無雪期一般 | ||||
おにがつらやま | ![]() |
毛猛山 |
■山行期間 | 2005年7月30日 |
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■コースタイム | 登山口(8:15)→巡視路分岐(8:26)→県境分岐(8:44)→でんぱつ鬼面中継局(9:26,9:40)→巡視路分岐(9:56)→南岳(10:38,10:51)→鬼ケ面山頂(11:40,12:02)→南岳(12:29,12,39)→巡視路分岐(13:06)→でんぱつ鬼面中継局(13:16,13:26)→県境分岐(13:46)→登山口(14:05) |
■写真 |
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六十里トンネル(新潟県側)入 口と駐車スペース |
鬼ヶ面山コース登山口 | 県境分岐 |
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でんぱつ鬼面中継局 | 南岳手前で咲いてたゴゼンタチ バナソウ |
鬼ヶ面山山頂標柱 |
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鬼ヶ面山頂の三等三角点 | 田子倉湖を望む | ガスの切れ間から見えた浅草岳 |
■行動記録 |
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浅草岳へのアプローチは只見町の入叶津コースと田子倉コースがあり、新潟県境の鬼ヶ面コースの他に新潟県側の入広瀬コースの4つのコースがある。今回は時間の関係から新潟県境の鬼ヶ面コースを鬼ヶ面山往復の計画をたててみた。 只見町よりR252を新潟方面へ車を走らせ、県境の六十里トンネルを抜けたところが登山口となる。地形図では福島県側からと、新潟県側からの登山口が載っており、県境で合わさるようになっているが、福島県側は六十里トンネルのかなり手前から、ロックシェッドで覆われており、新潟県側の登山口が唯一のものである。トンネルを抜けた所の左側に結構な広さの駐車スペースがあるのと、登山口にも乗用車3台程度のスペースはある。 身支度を整え、出発すると予想はしていたが急登で、おまけに石の混じったガラガラ道である。マイペースで登って行くと平坦になり三叉路となるが、左側は送電線管理の巡視路でコースを右に取って今度はトラバースするように県境の方へ戻るようになる。途中数カ所小沢を越えるので水の補給も大丈夫である。 先を進めるとまた三叉路になる。登山コースは左に折れるがが巡視路は直進している。左に折れて登って行くと送電線が頭上を通っており、その先はブナ林となりジグザグの登りが続いて行く。視界が開けた所に飛び出すと、目前に「でんぱつ鬼面中継局」の建物が見えてくる。飛び出した所は平坦地になっており、地表には、藪化しないように処理されているので、ヘリコプターの発着に使われていたものかなどと想像する。中継局のアンテナ部分に畳3枚分位のソーラーパネルがあり、微かに唸るような電気の音も聞こえる。中継局より先は軽トラックが走れるほどの道となっており、刈り払いもされて登山道とは思われないくらい整備がされている。ほどなく分岐となり再び林の中の登山道となるが、巡視路のほうは、先まで整備されているようである。森林限界の標高に達しているのであまり高い木々はないが灌木帯の中の緩い登りとなり、開けると南岳目前の尾根に出る。 地図上では尾根に出た地点が1354mの標高点と思われるが、横たわった石柱があるのだがすぐ先にある南岳のピークにも石柱がありどちらが標高点か不明である。尾根に出て展望が開けるところだがあいにくのガスの中で展望はいまいちである。その先はやせ尾根が続き右側は大きく切れ込んでいるので注意が必要である。 尾根のアップダウンを繰り返すと鬼ヶ面山頂になる。ガスが切れて展望が開けないかと粘るがガスは切れてくれず、あきらめて来た道を戻ることにした。(S.O) |
■概念図 |
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