鳥屋山は会津百名山の中で一番低い一等三角点峰で、2年前の春に高郷村の荻野登山口から一度訪れたことがあったが、HPには未掲載であり、再度挑戦しなければならないと思っていたが、今回は土埋山と併せて西会津町の軽沢登山口より登ってみることにした。
 |
鳥屋山の一等三角点 |
登山口は西会津町より会津若松方面へR49号を走らせ、国道に西会津町の人家が最後となる別茶屋を左折し軽沢集落方面へ向かう途中にある。登山道は軽トラックが通行できるぐらいの昔農道跡らしき道を進む。登っていくと昔の耕作地跡を進んで行き、そこを登りきると2岐になり、左はため池の管理道かと思われ自動車の往来の跡があり、右の林の入に登山道の案内柱が立っている。
登山道に入って驚いた。道幅は広く、刈り払いされ整備されており、緩やかな登りが続いて行く。 このような登山路を歩いた記憶がないのである。ひんしゅくをかうかもしれないがオフロードのオートバイでも十分登っていける。登り始めて約40分で大きなアカマツの木に山頂まで800mの案内板が打ち付けられた所の水場に到着する。松の木から右側に少し下った所に湧き水が流れているが、この季節水の流れは細くさらに雨といかパイプでもなければ飲料としては心細い。水場より先は登山道も幾分急になるが、水場までだったらオートバイで来れるくらいの整備された登山道である。その先頂上も木々の間から見え近いことが分かる。荻野登山口と合流するT字路になったら頂上はすぐそこである。 頂上は広く遠望を楽しみに来てみたが木々の葉に隠れ展望がきかない。前回は早春で芽吹く前だったので見えたが夏は駄目である。あきらめて戻るが道が良いのであっという間に登山口となった。(S.O)
|