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No.3789 |
中ノ森山 | 803.1m二等三角点峰 | ||||
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無雪期一般 | ||||
なかのもりやま | ![]() |
下津島 |
■山行期間 | 2005年11月23日 |
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■コースタイム | 牧草地(9:35)→コル登山口(9:50)→中ノ森大石(10:07)→中ノ森山(10:14,10:21)→中ノ森大石(10:25)→コル登山口(10:35)→牧草地(10:49) |
■写真 |
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国道114号線にある中ノ森山へ の案内板 |
広谷地から見た中ノ森山 | 出発点となる牧草地 |
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浪江・津島テレビ中継放送所用 道路を登って行く。道は悪い |
登山道入口の案内板 | 雑木林の中を土塁に沿って登っ ていく。 |
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見事なブナの木に出合う | 中ノ森大石の案内板 | 木々の間から中ノ森大石が見え る |
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中ノ森山の山頂を示す案内板 | 足下には二等三角点がある | 山頂は花崗岩の岩があり、見晴 らしは上々 |
■行動記録 |
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会津の山々も標高1000mを越すと積雪との情報で、今年の会津は諦め阿武隈山系にエリアを移すことにする。前回計画したが、雨のため中止になった中ノ森山と五台山の計画をしていつものメンバーIさんと行ってみることにする。 この山の情報も極端に無く事前の情報としては、国土地理院の点の記くらいである。幸い、前回小高町に行った時、国道114号線の脇に「中ノ森山」の案内板を見つけておいたので、迷うことなくその箇所まで行ってみる。 国道114号線を川俣町から浪江町の下津島に入ると、葛尾村への道路標識があり、T字路交差点の角に中ノ森山の案内板がある。葛尾村への道路は新しいのか、平成5年発行の地形図には載っていない。案内板に誘われるままに右折して先を進めると交差点に右折するよう案内板があり、先を進める。 その先高度を上げて行き、次の交差点に、またしても案内板がある。ここの交差点は後で分かったのだが直進しても、右折しても良い。正面には目指す中ノ森山が見えている。 この辺が地形図の広谷地とは分かっていても、その先の行き方が分からず、もたついてしまった。直進すれば、最初のT字路交差点を右折して、すぐに左折し右奥に人家脇の道をたどれば牧草地に出る。また交差点を右折したならば、すぐに左折し、丁字路を右に折れると牧草地に出る。 私たちは道が分からなくなって行き止まりの農家の人に、中ノ森山のことを聞いたら親切に教えていただいた。たまたま、その農家に案内板を設置した柴田さんと言う方がいらっしゃていて、中ノ森山のことを詳しくお聞きすることができた。案内板は、まだ設置の途中で、完全には完成してないとのことだった。 教えていただいた通り、人家の脇を通り先に進むと牧草地に出た。この先は浪江・津島テレビ中継放送所用道路であるが、RV車などの車だったら先に行けないことはないが、かなりの悪路なので周辺に駐車して歩くことをお勧めしたい。私たちは牧草地の手前の空き地に車を駐めて歩き始める。 11月下旬としては陽があたり暖かくのんびりと登っていく。道路のコルまでくると、左側に中ノ森山入口の案内板がたっていた。左に折れて尾根に取り付く。登山道に沿って土塁が構築されている。何の目的なのか分からないが、土塁は山頂まで続いていた。 廻りは国有林。木々もナラ類を中心とした木々で林齢も50年以上と思われる。季節柄落葉も終期を迎え、登山道は落ち葉で覆いつくされ靴を伝わって感じる感触は気持ちがよいものだ。標高の割にはブナの木も何本か目にすることが出来た。 頂上も近いかなと思われたころ、中ノ森大石の案内板が出てくる。左側に花崗岩の大きな転石があった。程なく山頂となる。山頂も転石があり、山頂の標識と二等三角点も確認できた。点の記に火の見櫓と記されていて疑問に思っていたが、山頂脇に朽ち果てた櫓の残骸があった。何の目的の櫓なのかはたまた疑問が残ってしまった。東方面と西方面は木が伐採されて、見晴らしが良い。南方面はいまいちで、北は林で見晴らしは良くない。山頂での展望をしばし楽しんだ後、次に登る五台山を目指すべく下山にかかる。(S.O) |
■概念図 |
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