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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3903
五十人山 883.2m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ごじゅうにんやま 地形図 常葉、古道


■山行期間 2006年9月24日
■コースタイム 西ノ内登山口(7:22)→あずまや(8:00)→五十人山広場(8:20)→五十人山・二等三角点峰(8:27)→五十人石(8:53)→西ノ内登山口(9:18)
■写真
前日に泊まった五十人山キャ
ンプ場、予約不要で無料
葛尾村・西ノ内登山口に新しく
できた駐車場
葛尾中学校脇の妙見神社は、
以前からの登山口
新しくできた道路から登山道は
はじまる
整備された登山道は階段で歩
きづらい
樹林帯の中を登っていく
五合目の標柱 あずまやが作られた 阿武隈山系は紅葉にはまだ早い
ウメバチソウ 五十人山の広場
五十人山自然公園の表示 広場に山頂を示す標識が立っ
ている
シャジン
アキノキリンソウ アザミ 鎌倉岳が良く見える
パラボラのあるピークに、五十
人山の二等三角点がある
東京電力のマイクロウェーブ 五十人山の由来が書いてある
五十人石のピークにある祠 葛尾村の宿泊施設せせらぎ荘 せせらぎ荘の県道からの入口

■行動記録
 五十人山は葛尾村と田村市(旧都路村)の境に位置し、県立公園に指定されている。前夜に田村市(都路村)の五十人山キャンプ場に泊まり、翌朝、葛尾村に移動して西ノ内登山口から五十人山に登ることにした。テントを張ってひとり静かに酒を飲みながら本を読むのもいい。つい時間を忘れてしまい寝るのが遅くなってしまった。
 朝食を済ませて葛尾村に向かう。国道399号線、掛札峠を通り葛尾中学校の所から左折し妙見神社の下に車を駐める。しかし、最近になって新しく舗装された林道が出来て、登山者のための大きい駐車場も作られた。10分程うろついてから登山を開始する。登山道も整備され階段が出来ている。階段でできた登山道ほと歩きづらいものは無い。アカマツの林を抜け、雑木林の中を登っていく。途中には二合目から始まり九合目まで標柱が立てられている。晩秋の雑木林がひとつの魅力になっている五十人山だが、春の新緑の季節も良し、ツツジの時期もまた良い。
 六合目を過ぎると「あずまや」とベンチがあるので休んでいくのも良い。左にカラマツ、右にミズナラを見るとやがて七合目となり、ここら辺から太くは無いもののブナの木も出てくる。九合目を過ぎ、下りかげんに右にカーブすると五十人山の広場に着く。
 五十人山は双耳峰で、二等三角点をもつピークには東京電力のマイクロウェーブがある。展望は良いがパラボラのある景観はなじめない。休むのであれば先ほどの広場が適している。双耳峰のもうひとつのピークである五十人石に登る。ここは坂上田村麻呂を祀る祠と弘法大師が延命地蔵尊を刻んだといわれる大石がある。ここから眺める鎌倉岳も良い。しばし眺めを楽しんで下山にかかる。湯ノ平登山口に回ると一周コースをとれるのだが、他の山も登りたいので車を置いてきた西ノ内登山口に戻ることにする。(I.I)


■概念図



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