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No.4113 |
姥滝沢
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吾妻山系・阿武隈川支流須川流域 |
山行種別 |
無雪期沢登り |
うばたきさわ |
地形図 |
土湯温泉 |
山行期間 |
2008年8月2日 |
コースタイム |
微温湯温泉(8:33)→姥滝沢(9:03)→姥滝(9:45,10:00〜捲き終了10:15)→最後の滝・F8(11:53)→ブル道(12:48〜13:15)→登山道(13:38)→微温湯温泉(14:57) |
写真 |
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出発点となる微温湯温泉 |
姥滝沢入口 |
ヤマユリ |
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ヤマホトトギス |
姥滝沢に降り立つ |
最初に出合う姥滝(15m) |
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F2(夫婦滝)5m |
F3(6m) |
F4(5m) |
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F5(6m) |
高度をあっと言う間に上げる |
F6(5m) |
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F7(4m) |
滝の合間にゴーロ歩き |
最上部が最後の小滝(5m) |
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スカイラインが見えてくると沢も終わりに近い |
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ブル道で沢から上がり、低木帯を横切って登山道へ出る |
行動記録 |
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今日は初心者のための沢登りの練習で姥滝沢に入る。いつもの四季の里手前の臨時駐車場に集合し車を乗り合わせて微温湯温泉に向かう。微温湯温泉には佐原のパイロット開拓地の道路を最上部まで上がり、県道福島・微温湯線に入る。白津からの県道福島・微温湯線は途中で道が悪くなるのでパイロットから入った方が良い。
微温湯温泉に姥滝沢に入ることを告げ、お願いして車を駐めさせてもらうことにする。快く承諾をもらい身支度をして出発する。駐車場の手前に「姥瀧沢入口」のプレートがあり、ここから姥滝沢まで歩道がついている。最近では訪れる人もいないのだろうか、道も荒れてきた。途中涸れ沢が横切るところを対岸に渡る。荒れていて、つい左の上流に入りそうなので注意したい。
30分ほどで姥滝沢に出合う。道は石組みの堰堤なのか橋の跡らしき箇所で沢に突き出すような形で途絶える。ここから姥滝沢に降り立つ。溯行を開始し40分ほどで「姥滝」と出合う。両岸は岩場で切り立っている。落差は15mほどで直登は出来ないので、左岸(右側)の捲道を登る。ブッシュを掴みながら急斜面をよじ登りトラバースして沢に降り立つ。すぐにF2(夫婦滝)と出合う。滝と言うよりは大きな岩に架かった滝のようで左右に二条に落ちる様から夫婦滝と呼ばれているのだと思う。見ようによっては3mぐらいだろうか。
この後も滝は続いて出てくる。いずれも左岸を小さく捲くか、直登して登れる。F3では練習のためロープを出す。姥滝沢はコース取りにもよるがノーザイルで登れるので、補助ロープだけでもOKだ。少し間を置いてF4(5m)、F5(6m)と続く。F5は右の岩場を登り。F6は左岸のブッシュ帯を小さく捲き滝の上部に出る。左側上部に岩場が屏風のように見えると核心部も終わりに近づく。最後の滝は高度差のあるゴーロの奥に見える。5mぐらいだろうか。最後の滝を越えると沢は平坦になり河原歩きとなる。
12時45分、長い河原歩きを終えてラクダの尾根から下りてくるブル道(スカイラインを造った当時の作業道)と合わさる。遅い昼食をゆっくりとって、草地に寝転がりのんびり休憩する。ここから登山道に向けてブル道を歩くが、あまりにも時が経ちすぎ、途中で昔の道形が無くなってしまう。適当に低木帯を横切り登山道に出る。
登山道は浄土平〜微温湯温泉間を結ぶものだが、今では歩く人も少なく、荒れ始まっている。それでも何年かに1度は刈払いがされているようで、歩くに支障はない。14時57分、微温湯温泉に着く。微温湯(ぬるゆ)温泉は源泉温度が32度と低く、泉温度による分類では「低温泉(微温)」に類する。湯量は豊富だが、ぬるいので浴槽の脇に沸かし湯が準備されている。沢登りでかいた汗を微温湯で流し着替えをして福島に戻った。(I.I)
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概念図 |
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