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No.4288 |
東鴉川
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安達太良山・阿武隈川支流荒川 |
山行種別 |
無雪期沢登り |
ひがしからすがわ |
地形図 |
安達太良山 |
山行期間 |
2009年10月21日(水) |
コースタイム |
旧115号線・東鴉川橋(7:59)→国道115号線下(8:17)→F2・12m滝(8:51,9:05〜10:15)→F5・2段5m滝(10:45)→小休止・標高1340m地点(11:10,1123)→F10・5m滝(12:10)→登山道(12:24,12:37)→僧悟台・霧降の滝分岐(13:11)→見晴し岩(13:37)→水呑場(14:07)→塩沢スキー駐車場・登山口(14:29) |
写真 |
写真は拡大してみることが出来ます |
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旧115号線の東鴉川橋が出発点となる |
最初は河原歩き |
国道115号線の下を潜る |
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12m滝の手前にある3m滝(F1) |
12m滝(F2) |
12m滝の途中から下部を見る |
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12m滝を登り終える(10:15) |
次の大物15m階段状の滝(F3)は左岸直登 |
F4(4m滝) |
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2段5mの滝(10:45) |
上部はきれいなナメ |
小滝群の最後の3m滝 |
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またもやナメが現れる |
沢はカーブする |
大岩の上流にもナメが出てくる |
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最後の5m滝は右岸を直登 |
流れはなだらかになる |
やがて登山道と出合う |
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僧悟台から箕輪山を振り返る |
塩沢温泉への登山道 |
見晴し岩から福島市街が見える |
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途中の水呑場 |
水のない草履沼 |
湯川の徒渉点の丸太橋を渡る |
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馬返しの標識 |
塩沢スキー場 |
塩沢登山口 |
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行動記録 |
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K君と前々から行こうと言っていた東鴉川だが、休みが合ったので計画してみた。沢登りの時期としては遅いと思ったが、濡れなければ何とかなるだろうと出かける。
車1台を塩沢登山口にでデポしてから旧115号線の東鴉川橋のたもとから歩き始める。溯行開始は7時59分、最初は河原歩きで国道115号線の下を通過する。ここまで20分弱、核心部まではさらに30分ほどある。8時41分、最初の小滝に出合うが岩が詰まったような滝なので滝としては記録しなかった。
8時47分、最初の大物12m(F2)滝が見えてくる。この滝の手前には3mのF1があるが目に入らない。渇水期のためか夏のような迫力はない。前回の溯行図は、昔の記録を参考に25m滝として整理したが、水量が少なくなって実際に登ってみると、どうも15mにも満たない感じである。人間の目は水量によって大きく惑わされるようだ。今回は滝の落ち口から12mとして整理した。
しばし休憩してから左側を直登した。トップが最後はハングを嫌って左の泥付きの岩に取り付いてしまった。6年前にハマったルートである。水量の少ない渇水期だと上部のバンドから上の立木へ強引に上がることが出来るが、年齢とともに体力も落ちバランスも悪くなっているようだ。初心者も含めて登るのであれば、この滝は捲いた方が時間は短縮できると思う。
ハマった泥付きの岩場は掴んだブッシュがことごとく剥がれてくる。泥の中の岩の割れ目を探すが、気温が低く指先の感覚がだんだん無くなってくる。ラストが登り切るまで1時間以上を費やしてしまった。いずれリベンジしたい。ここさえ捲けば初心者でも楽しめる素晴らし沢だ。
F2(12m滝)を越すと、すぐにF3(15m滝)が出てくる。こちらは階段状なので右を直登する。初心者がいる場合はロープをだしてあげたほうが良いかと思う。少し進んで2段5mの滝、さらにその先には2m〜3mの小滝群が続き、ナメが出で来ると沢は平坦になり、登山道のある左の尾根がすぐ脇に寄ってくる。核心部はここまでで、後は平凡な沢となる。
小休止を取ってから約1時間ほど歩くと僧悟台から笹平の登山道に出る。ここで溯行を終了し車を置いてきた塩沢登山口へと降りることにする。距離的には箕輪山を経由して横向登山口に降りるルートの方が近いのだが、箕輪山までの登り返しがあり、試しに歩いてみたが、僧悟台を経由して塩沢登山口へ降りた方が楽だし時間的にも早かった。(I.I)
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溯行図 |
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