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No.4435
石筵川
安達太良山・
山行種別 無雪期沢登り
いしむしろがわ 地形図 安達太良山、中ノ沢

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山行期間 2010年9月26日(日)
コースタイム 銚子ヶ滝登山口(6:15)→石筵川入渓点(7:04)→二段20m滝(8:10)滝上(8:40,8:50)→1380m二俣(11:15)→船明神牛ノ背コル登山道(12:27,12:45)→沼尻登山口(14:12)
写真 写真は拡大してみることが出来ます
銚子ヶ滝入口の看板、ここが石筵側からの登山口になっている あづまやの手前から登山道に入る 石筵川の入渓点は和尚山の登山道の徒渉点でもある
2段20m滝 長いナメ 6m滝
安達太良の本山が見えた 稜線から沼ノ平を覗き込む 船明神山頂の祠

行動記録
 前日の25日に四季の里前の駐車場で待ち合わせをし、車2台で出発する。1時間程で沼尻登山口に到着した。22時過ぎの登山口には誰もいなかった。テントを設営し中で軽く晩酌をして23時頃には就寝した。母成峠の方向からはタイヤの鳴く音がここまで聞こえてくる。
 翌朝5時に起床し20分程でテント撤収をすませる。今回の相方Oさんの車に自分の装備を載せ変えて出発。自分の車は登山口の端の方に寄せておいた。今回は下山の負担を少なくするために縦走のような形にした。車二台でこんなことができるのも地元のだからこそだと思う。
 30分弱で銚子ヶ滝登山口に着く。朝食を済ませ6時15分に出発する。銚子ヶ滝登山口から階段を上がり、すぐ上のアスファルトの道路を15分程歩くとあづまやのある銚子ヶ滝入口と書いてある看板のところに着く。ここからが登山道らしくなる。この道路は石筵ふれあい牧場のゲートが開かないと入って来れないので山に入るには牧場から車を乗り入れるのは適さない。7時ごろ銚子ヶ滝の降り口に着くが今回は二人とも初めての沢なので時間に余裕を持たせるために、銚子ヶ滝に寄るのは別の機会にしようということになった。この先5〜10分程で石筵川の入渓点となる。正面の登山道を登れば和尚山を経由して安達太良山に行くことができる。ここには釣り人も多数入っているらしく左岸には踏跡があった。8時10分、川原歩きを約1時間でこの川の唯一の核心部二段20m滝に到着した。他のホームページに書いてあるとおり左岸に残置ハーケンとスリングがあった。ここでは唯一ロープを使用した。一段目の滝はいくらか岩がハングした部分はあったが、右側に逃げて問題なく登れた。しかし岩が濡れていて滑り易かったので慎重に安全地帯に行き自己確保、Oさんも難なく登ってきた。二段目は左岸を難なく登ることができたが、いくらか水がかかり体が冷えた。滝の上は長めのきれいなナメ。記録によっては100mとか200mになっている気分の良い空間だった。
 その後6m、二段10m、6mの滝が出てくるが滝の右岸、左岸の端を直登できた。11時15分、はっきりとした二俣に到着する。水量比は1:1、今回は左に入る。右は本山と和尚山との稜線につながる。左は船明神と牛ノ背との間の稜線につながる。まもなく沢の上に薮が被さってきた。それでも沢の中は、さほど気にするほどではなかった。
 沢の中から安達太良の本山が確認できるようになると沢登りの最終地点は近い。12時30分少し前に登山道に着いた。多少雲はあるものの最高の天気だ。長めの休憩を取ってから下山を開始する。今年の目標の一つだった石筵川に入ることができ、達成感があった。他のメンバーと中々日程が合わない中、今回も付き合ってくれたOさんに感謝。今日は安達太良山トレイル50kというものや沼尻駅・・・・?など様々なイベントが行われていたらしい。(Y.K)

溯行図
トラックデータ



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