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No.5170 |
東鴉川 |
安達太良山・阿武隈川支流荒川流域 |
山行種別 |
無雪期沢登り |
ひがしからすがわ |
地形図 |
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山行期間 |
2015年9月6日(日) |
コースタイム |
旧115号線・東鴉川橋(7:52)→115号線・高架下(8:09)→F2・18m滝(8:54,9:01〜11:00)→F3・階段状15m滝(11:11〜11:45)→F5・2段7m滝(12:01,12:23)休憩→遡行終了(12:55)→登山道(13:03,13:17)→僧悟台(13:32)→馬返し(14:45)→塩沢登山口(15:01) |
写真 |
写真は拡大することが出来ます |
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旧115号線東鴉川 |
最初はゴーロ歩きが続く |
国道115号線の橋の下を通る |
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F1・3m滝 |
すぐに18m滝 |
大きく巻いてみた |
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F3・階段状15m滝 |
ロープを出す |
遡行を続ける |
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F4・4m滝 |
F5・2段7m滝 |
上部はナメになる |
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2〜3m滝が続く |
ガスが切れていくらか明るくなってきた |
最後の小滝を越える |
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上部はナメでS字カーブになる |
途中から登山道に抜ける |
アキノキリンソウ |
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リンドウが見事 |
早くも紅葉が始まった |
僧悟台 |
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草履沼までくると湯川徒渉点も近い |
馬返しでくろがね小屋からの登山道を合わせる |
塩沢登山口に着く |
行動記録 |
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東鴉川の沢トレの計画があったのでご一緒することになった。前回東鴉川を遡行したのは2009年なので6年ぶりである。下山予定の塩沢登山口に車をデポしてから旧115号線の東鴉川橋へと向かう。身支度をして7時52分に行動を開始する。周りはガスに覆われ雨がいつ降り出すかわからない生憎の天気だが、雨具を着るほどでもない。
東鴉川橋から沢の右岸にある踏跡を辿って進む。この踏跡は釣り人のもので、すぐに不明瞭になるので沢に降りる。しばらくはゴーロ歩きが続く。頭上に国道115号線の橋を見てさらに進む。遡行を開始して約1時間ほどで最初の3m滝に着く。すぐ目の前にF2があるのだがガスが立ちこめて全容が見えない。さて今日はこのF2をどう処理しようか。
まずは滝の大きさを確認する。この滝の大きさは遡行する人によって12m〜30mと判断が分かれる。滝の高さは記録する人によって多少の違いはあるのだが、その差があまりにも大きすぎるので正確なところを弾き出すことになった。滝の近くに立ってもらい身長から計測するとと20mまではなさそうである。協議の結果18mが妥当なところだろうと言うことになった。次はどうこの滝を越すかだが、いつもは左の泥付きのルンゼを登るのだが、右岸に小沢があるので、今日はそれを利用して上がってみることにした。小沢には斜面をトラバースして移動することにしたが、土の急斜面は水を含んでいて条件が悪い。小沢は直上できるが、相当上部まで追いやられそうなので途中から右の支尾根に取り付いてからネマガリダケの急斜面をトラバースした。沢への下降も楽ではない。切れ落ちている斜面を45mロープで2回の懸垂下降をしても沢床に戻れない。最後に30mロープを使ってようやく沢に戻った。5人の巻に費やした時間は2時間である。滑りやすいが滝の左の泥付きルンゼを登った方が30分程度で済むので、この巻は連続懸垂下降の練習になったものの割に合わない。
すぐにF3・階段状15m滝が出てくる。この所の長雨で水量は多い。多少水を浴びながら左岸を直登する。渡○くんがランニングビレーをとりながら登ってみる。何事も経験である。いくら教えられても自分で判断しやってみないと身につかない。今日は沢トレなので時間は気にしない。次に左岸から滝で小沢が入るがガスが濃くて写真を撮っても写らない。4m滝を越え、2段7m滝を登ったところで昼食休憩を取った。ここまでが東鴉川の核心部である。滝の上部はナメ床か続き、次に2〜3mほどの小滝が連続して出て来る。最後の小滝を越えるとS字カーブのナメとなる。地形図の通りなので現在地確認の良いポイントでもある。F2で時間を費やしてしまったことと、天気が思わしくないことから沢が尾根の登山道に寄ったところで遡行を終了することにした。登山道までは10分とかからないで上がることが出来る。後は僧悟台を経由して塩沢登山口まで下るだけだ。途中で雨が降り出した。安達太良山の東面は粘土質で滑りやすい。このコースも例外ではない。1時間45分ほどで車をデポしておいた塩沢登山口に戻った。すぐに東鴉川橋に置いてきた車を回収に戻った。(I.I) |
遡行図 |
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ルート |
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