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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3631
産女川 磐井川流域
山行種別 無雪期沢登り
うぶすめがわ 地形図 栗駒山


■山行期間 2004年8月7日〜8日
■コースタイム 8月7日 桂沢林道ゲート(6:28)→産女橋(7:50/8:15)→大滝(10:50,11:03)→二俣(15:15)→笊森避難小屋(15:50)
8月8日 笊森避難小屋(6:38)→桂沢林道ゲート(8:50)
■写真
F1の上の小滝群 1100m付近のナメを行く 源頭のナメを行く

源頭部・笊森避難小屋を背景
に記念撮影

笊森避難小屋
地図上の20m3段の滝

■行動記録
 真湯温泉向かいのジャブジャブ広場と真湯キャンプ場との間に「桂沢林道」という標識がある。「〜登山口」という標識だったかもしれない。この林道をしばらく進むとゲートがある。翌日の下山口となるため、ここに車をデポし産女橋まで1時間20分歩く。
 橋の手前から沢に入り、靴を履き替える。遡行してすぐに6m滝となり、左岸をMさんがトップでロープを出す。小滝が連続した後、5mの沢幅いっぱいの滝となる。遡行開始からナメや滝の連続で心が躍り、この後にも期待を膨らませる。前方に大滝が見えてくると4m、8mの滝となる。8m滝を左岸から越えると大滝、地形図の滝記号のある所である。小休止後、右岸を捲いて滝上に出る。
 大滝の上に出て歩き始めるとすぐに左岸からナメ沢が入る。この後45分位は、今までのナメや滝といった楽しませてくれる要素はなく、ただゴーロを歩くだけである。ゴーロ歩きに嫌気がさした頃、8mのCS滝が現れ左岸を捲く。この後もゴーロ歩きで20分程歩くが疲れたので小休止とする。行動食を口にし気合いを入れて再び歩き始める。1分も歩かないうちにナメとなる。ゴーロ歩きから解放されたためか、皆その風景に癒され笑顔を取り戻し元気が出る。しばらくナメや滝が続き、1時間程歩くと沢が開けてくる。源頭が近くなってきたことを思わせる。
 標高1200mの二俣で小休止し、この先は大きな滝はないだろうと歩き始めるが、すぐに2段5m滝、7m滝が現れ、左岸を捲き2つまとめて越える。再び沢に戻り10分程歩くと二俣となる。笊森避難小屋に泊まるので右股を進む。草原の中を歩いている感じが気持ち良い。二俣から20分程の所で水を補給後、小屋に向けて右に真っ直ぐ登る。15時50分、外見も中もきれいな笊森避難小屋に到着。何回かのロープ操作で予定より遅くはなったが、皆、満面の笑みで乾杯!!水場は、私達が最後に水を補給した場所からすぐ上にあり、水場から小屋までは踏み跡がついていた。
 翌日、今日も長丁場かと覚悟して下山にかかるが、2時間程で前日に車をデポした林道に到着する。10時前で温泉に入れるか心配であったが、無事、真湯温泉で汗を流してから帰途につくことができた。(T.I)

 
■遡行図


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