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No.3742 |
小松原沢 | 名取川・二口沢支流 | ||||
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無雪期沢登り | ||||
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山寺、作並 |
■山行期間 | 2005年7月24日 |
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■コースタイム | 福島(6:00)=通行止めゲート(7:25,7:40)→入渓(7:45)→南沢出合(8:00)→小松倉沢出合(9:30)→銚子大滝上部(10:40)→二俣(11:02,11:10)→奥の三俣(11:20)→藪コギ開始(11:30)→登山道(12:10,12:30)→林道出合(13:40)→ゲート(14:46) |
■写真 |
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![]() 入渓地点からナメが続く |
![]() 8mの滑滝は左岸を巻く |
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更にナメが続く. | ||
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5mのナメ滝は倒木を利用して越 える |
2段6mのナメ滝は簡単に越えら れる |
ブナの林の中のナメを行く |
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支沢が10mの滝となって注ぎ込 む |
7mの滝は右岸を登る | 小松倉沢との出合 |
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15mの滝は右岸を巻く | 巻き道から見た銚子大滝 | 小さなゴルジュの中の滝は楽しく 登れる |
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![]() ブナの林の中、緩やかなナメが続 く |
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この滝を越えるとナメになる | ナメのまま源頭へ突き上げていく | |
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1344.2mピークへの分岐の手 前の登山道に出る |
清水峠の標識 | 今はあまり登られていないのだろ う二口峠の標識 |
■行動記録 |
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舗装は二口温泉の少し先のキャンプ場まで。林道が右岸に移り又左岸に渡り返す橋が入渓点であるが右岸を進行していたら沢から押し出した土砂が道を塞ぎ通行止めのゲートが設置してあり慌てる。 ゲート前の広場に駐車して身支度を整え入渓点の橋が近いことを祈りながら出発するが1分も歩かない内に橋が出てきてホットする。一旦橋を渡り少し先のガードレールの切れ目が入渓点で踏み跡が出来ている。沢に降り立つと早速ナメであるが天気が悪く曇っていて暗いので雰囲気はイマイチ。ナメが終りゴーロになると8m滝。直登は微妙なので右の踏み後を利用して巻く。ナメは南沢の先でゴーロになり5mのナメ状の滝は直登は無理であったが倒木があってそれを利用して登る。ゴルジュ状の所を過ぎるとまたナメ。3m、2段6m滝を越えると左岸から10mの滝を掛けて支沢が出合い本流は6mの滝がかかりなかなかの雰囲気でここでしばし休息。 本流の6m滝は問題なく越せる。小滝を越すと本流が直角に曲がり5mのナメの滝で出合いこの先もナメ。7mの滝を越すと小松倉沢が出合う。6mの滝のホールドは小さいが水流の中に右手でとるホールドがありこれを探すのに少し時間を食う。3m、4m、は問題なく、2mトイ状は左の踏み後を利用し巻くとガラリと雰囲気が変り、ゴルジュに15mの滝。右岸を踏み後利用で巻き、懸垂下降で下りると直ぐ2段の50mはあると思われる銚子大滝。左岸を巻くこととするが草付きのトラバースが嫌らしいのでザイルで確保する。40mザイルいっぱいで草付きを越えて潅木にたどり着きホットする。2ピッチで越えるがこの高巻きに1時間を要してしまった。 沢は小さなゴルジュとなり3m、4m、4mと滝が続くがこの登りが楽しい。最後の滝を越えるとナメが始まり谷は開け穏やかになる。ブナの林に囲まれ日も差してきたので気分爽快。二俣で予定より1時間以上も早いので余裕で休息。左俣は傾斜があるナメになっているので滑らないように注意する。最後の三俣状の所でナメは終り。どこをとるか迷ったが真ん中の沢をルートにとる。最初はゴーロだがまもなく笹が被さり40分以上かかって汗みどろで登山道にでた時は嬉しくなってしまった。 コースを間違ったかなと思ったが出た所は予定通り。登山靴に履き替えてひたすら疲れた足に鞭打って下山する。林道と登山道が出会う所の少し山形側にやはり通行止めのゲートが設置してあった。林道を少し下ると二口峠の標識があり、南面白山、糸岳方面の登山道の入り口があった。 頑張ったおかげで予定より3時間以上も早く車に着くことができホットする。 この沢はナメが多くて、出てくる滝は殆ど登れて、シャワーで登ったりと滝登りのいい練習になり楽しかったが藪コギが少し長いのが玉にキズでした。(M、M) |
■遡行図 |
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