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No.3997 |
井戸沢 | 那珂川流域・湯川支流 | ||||
山行種別 | 無雪期沢登り | ||||
いどさわ | 地形図 | 那須岳 |
■山行期間 | 2007年6月19日 | |
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■コースタイム | 深山ダムゲート(6:55)→三斗小屋宿跡(7:40)→井戸沢出合(7:50,8:15)→最初の3m堰堤状の滝(8:30)→8m滝下(9:15,9:25)→二俣(10:00,10:15)→10mトイ状滝(10:40)→1730m付近(11:10,11:30)→稜線(11:35)→流石山(11:45)→大峠(12:17)→峠沢出合(12:35,12:55)→峠沢下降→登山道(14:15,14:35)→三斗小屋宿跡(14:45)→ゲート(15:25) | |
■写真 |
茶臼岳 | 三斗小屋宿跡 | |
5m3段の滝 | 8m2段 | 6mナメ滝を登る |
上の15m滝 | 上の15m滝を登る | 2俣を越えるとナメが続く |
■行動記録 |
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深山ダムの流れ込みの橋手前から右折して湯川沿いの三斗小屋宿跡方面の林道に入る。大沢方面への分岐を過ぎてまもなくかかる橋の袂にクサリのゲートがある。駐車スペースは4台分程度か。ここから地図では点線で表示されるが、りっぱな林道を歩く。三斗小屋宿跡を過ぎて川に下ると、三斗小屋に向かう橋の袂に2台車が停めてあったので許可のある車は林道を通行出来るようだ。 橋を渡らず、右岸をほんの少し進むと井戸沢出合。水は少ししか流れていない。身支度を整え出発。ゴーロを少し進むと堰堤のような3mの滝で水量が急に多くなる。どうやらこの滝下からゴーロの重なりに伏流するようだ。直ぐ上は15mの滝。別な川のように水量が多く、滝身は登れず、右側のリッジをザイルで確保してもらい登るが最後が少しハングしている。残置ハーケン2枚が連打してあり、古いスリングもぶら下がっているのでこれを利用し2,3手ムーブに気を使い、越える。ここからは踏み跡をたどると落ち口に最短で出られる。 この沢は水平距離が2kmもないので滝が連続する。滝登りを楽しみ、8m2段の滝下で休息。この滝は右側をブッシュを利用して越え、次の6mは左を巻き気味に、6mナメ状滝を越えた15m滝は左側を登る。残置ハーケンがあるのでザイル確保も可能だがホールド、スタンスとも豊富なのでフリーでも問題なし。6,4,5mと滝登りを楽しんでいるともう源流の雰囲気。2俣を過ぎると滝の連続のような感じのナメで高度を上げる。 10mぐらいのトイ状の滝を過ぎると、黄色や紫の花がお出迎え。ほっと一息。ゴーロからやがて急なガレになる。急な登りに疲れて1730m付近で休息し、登山靴に履き替える。ここから5分ほどで藪漕ぎなしで稜線、10分で流石山。そそくさと大峠に下る。湯川沿いにある登山道はブッシュがひどいとの情報から峠沢を渓流シューズに履き替え下ることにしたが、滝はないが石が水で磨かれ滑りやすく歩きにくい。 井戸沢出合の少し手前で右岸の登山道に上がるが、林道までの短い距離なのにやはり笹で覆われている所があったので全体は押して知るべしだが、沢を下るよりはいいかもしれない。 井戸沢はザイルを使用した所は1ヶ所のみ、後の14以上ある滝は全てフリーで登れ、しかも沢は開けて明るいので楽しい沢登ができたとてもいい沢であった。これなら初心者でも問題なく楽しめる。季節がもう少し後だと花も多くなるようだ。林道のゲートはクサリなのでもしかしたら簡単にはずせるかと確認したが、しっかりと鍵がかかっていた。(M.M) |
■遡行図 |
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