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No.4156 |
高倉山 |
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山行種別 |
積雪期一般 |
たかくらやま |
地形図 |
板谷、天元台 |
山行期間 |
2008年12月7日 |
コースタイム |
五色温泉(9:05)→緑樹山荘分岐(11:15,11:22)→稜線・霧ノ平手前コル(12:28,12:35)→高倉山(12:52,12:55)→コル(13:11,13:15)→緑樹山荘分岐(13:46)→五色温泉(15:10) |
写真 |
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日本秘湯を守る宿にもなっている五色温泉 |
滑川温泉への道は崩落のため車両通行止めになっている |
まだ夏道の道標が顔を出している |
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古いツアー標識 |
コルへの登り |
コルから県境稜線を望む |
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コルから見た高倉山 |
高倉山から麓の山々を見る |
山頂から見た県境稜線 |
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高倉山は途中からスノーシューを脱いで往復した |
五色温泉へ戻る途中 |
栗子スキー場のある鉢森山が良く見える |
行動記録 |
天候 晴れ |
吾妻山にも何度か雪は降ったものの積雪量はまだまだで、スキーを履いて駆け回るまでには至っていない。スノーシューを使う機会も少ないので、スキーの下見を兼ねて五色温泉から歩いてみることにした。
前日に東京出張から帰ったので福島を遅く出発した。9時ちょっと前に五色温泉に着き、宗川旅館にお願いをして車を旅館の駐車場に駐めさせていただいた。降雪時は除雪作業もあるので勝手に駐めないように注意したい。下山予定時刻と連絡先をご主人に伝え出発する。
登山路は2つあり、ひとつは旅館の裏から旧ゲレンデの脇を登っていくコースと、道路を新五色温泉跡の手前まで行って尾根伝い(こちらもゲレンデ跡だが木が大きくなりすぎて跡形もない)に登るコースがある。夏の一般的な登山道は後者の方である。
道路には30cmほどの積雪があり、最初からスノーシューを履いて歩き始める。通行止めの道路を少し歩き、新五色温泉跡の手前から尾根に取り付く。ここは40年前ぐらい前まではゲレンデだったが、今では雑木林を通り越して立派な樹林帯になっている。夏道沿いに林は切り通しになっているので、雪が積もっていてもコースはわかる。所々に霧ノ平と緑樹山荘への道標が、雪の上に顔を出している。道は1077mピークとのコルより少し高倉山寄りの所に突き上げる。ここから高倉山の東斜面をトラバースするように進む。雪が少なくてスノーシューだと歩きづらいところもある。
小沢を横切ると霧ノ平への分岐はすぐである。分岐点には赤布がつけられていた。雪のため道形はわからず、特に案内標識も無いので、念のため一旦緑樹山荘方面へ歩を進め、道が下り加減になったことを確認してから、分岐まで戻った。
霧ノ平への道は入るとすぐに左がオオシラビソの林、右が雑木林の境を登るようになる。特徴があるので覚えておくと冬は役立ちそうだ。地形図の平坦地までは尾根を登っていけば良い。平坦地に出たら左にコースを取る。最初、誤って斜面をそのまま進んでしまい、灌木の斜面をトラバースするはめになった。歩きづらいので、いやがって灌木のまばらな下方へルートを取ると夏道に戻った。夏道は灌木帯をコルに向かって真っ直ぐについていて切通になっているので楽に歩ける。
五色温泉から3時間20分ほとかかって霧ノ平手前のコルに着いた。予定より時間がかかっているので、休憩もほどほどに高倉山に向かう。高倉山の西側は岩が露出し雪はついていない。東側寄りを登り急になったところでスノーシューを脱いで山頂を目指す。12時52分、高倉山に到着する。山頂から北側の栗子山系の山々が良く見える。振り返ると吾妻連峰の県境稜線が目の前に迫ってくる。絶好のビューポイントだ。天気も何とか持ってくれた。周りの景色を写真に収め、すぐに下山を開始する。
帰りは登ってきたコースを忠実に戻る。太陽が出ていたこともあり踏まれたトレースは堅くなっていて、ルート取りも考える必要がないので、ゆっくり下りても2時間15分ほどで五色温泉に戻れた。(I.I)
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概念図 |
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