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No.4331 |
甚九郎山 |
1180.8m三等三角点峰 |
山行種別 |
積雪期一般・スノーシュー |
じんくろうやま |
地形図 |
桧原湖 |
山行期間 |
2010年2月19日(金) |
コースタイム |
狐鷹森・レイクウッドペンション村入口(11:10)→甚九郎山(12:57,13:01)→小休止(13:30,13:45)→レイクウッドペンション村入口(14:08) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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ペンション村入口手前の沼のところから登りはじめる |
樹間はこんな感じでスノーシューに向いている |
雪庇の発達しているところもある |
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雪が降りどんよりとした天気の中をもくもくと登る |
甚九郎山の山頂は広い雪原になっている |
赤テープだけが唯一の目印 |
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下山途中に見つけたカモシカの足跡 |
雪に埋もれた別荘の脇を通る |
出たところはレイクウッドペンション村の入口 |
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行動記録 |
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桧原湖周辺にはスノーシューで歩くにちょうど良い小高い山が沢山ある。裏磐梯と言ってもペンションなどが点在するこの地区では、国立公園内にもかかわらず廻りの山は里山の様相をしている。民家あり、ペンションありで、どこからどう入って歩いて良いものやら見当がつかない。下見になっても構わないので、まずは行ってみることにした。
福島をゆっくりと発って、裏磐梯へと向かう。調べると「休暇村裏磐梯」の脇にある曽原湖北側の狐鷹森にあるペンション村から歩き始めることができそうだが、初めての場所でもあり道路がわからない。道に迷いながらも地図を見ながら休暇村「裏磐梯」の駐車場のところから右に入ってみる。地図の通りに道路は除雪されて通行に支障はなかった。当たりをつけて曽原湖の脇を通り、二つめの三叉路を左に折れると道は緩やかに登っていく。レインウッドペンション村入口の案内板を通り過ごしてしまい、ペンション村の中まで入ってしまった。駐車場はあるもののペンション村の駐車場なので駐めるのもはばかり、しばらく戻って沼の脇の除雪箇所へ車を駐めることにした。
地形図からして道路右側にある沼の北側の尾根に取り付けそうである。一旦沼の北の縁を歩いてみるが小沢があり渡れない。一旦道路に戻り、小沢の北側から尾根に取り付く。斜面に見つけて適当に1009m尾根に向かって登りはじめる。数日前の微かな踏跡もあり間違いなさそう。ホームページにも紹介されているので訪れる人も多いのだと思う。
急斜面に取り付き少し登っていくと、すぐに尾根に乗る。山全体はブナとミズナラの林で、最初は雑木林のように木は細く混み合っているものの、高度を上げるとともに木も太くなり樹間も空いてくる。登る時にはルートファインデングも特に必要なく、高いところを目指していけば良い。地形図の登山道と合わさったあたりより上は、雪庇の発達した緩やかな尾根になっていた。
地形図の等高線の混んでいるところは、それなりに急斜面になるが、全体的には緩やかな登りが続き、スノーシュー向きの山である。今日は生憎と雪が降り続き見晴らしは良くないが、のんひりとしたスノーハイクが楽しめる。
歩き始めて1時間50分ほどで平らな甚九郎山の山頂に着いた。甚九郎山の三等三角点は雪の中で確認することは出来ないが、目印の赤テープが木についていた。山頂だけが木が無く広くなっている。天気さえ良ければ木々の間から磐梯山と湖沼群が見えるはずなのだが、どんよりとして何も見えない。吹雪かれないだけ良しとして下山にかかる。
少し下ってから遅い昼食を取った。風が少しあったのでツェルトをかぶり、暖かいコーヒーを口にすると雪が降っていることも忘れるほど別世界になる。
のんびりと休んでから、再び下り始める。GPSを確認するものの、さほどのルートファインデングも必要なく下の別荘地まで下ることが出来た。途中の地形図の破線の道には電線が通っていて現在地確認もできるし、多少左右にずれて降りてもその道に出合うので心配ない。
尾根伝いに下降していくと雪に埋もれた別荘が出てきた。ここから「レイクウッドペンション村入口までは道路の道形に沿って降りていく。
すぐにレイクウッドペンション村入口の案内板の所に出た。車を置いてきた沼の脇までは、歩いて10分ほどの距離である。
ここから近くの公的な駐車場は1.6km離れた「休暇村裏磐梯」のところなので、車は道路脇の除雪車のための排雪場所に駐めるようになる。いたるところに排雪場所があり、除雪をしない日中時間だと車を駐めても迷惑にはならないと思う。(I.I)
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概念図 |
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