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No4735. |
甚九郎山
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1181.1m三等三角点峰 |
山行種別 |
積雪期一般(スノーシュー) |
じんくろうやま |
地形図 |
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山行期間 |
2013年2月16日(土) |
コースタイム |
レイクウッドペンション村入口手前・駐車スペース(10:47)→1009mピーク(12:33)→甚九郎山山頂(13:52,14:02)→レイクウッドペンション村入口手前・駐車スペース(15:02) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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ペンション村入口手前の駐車スペースに車を駐める |
沼の脇を通り尾根に取り付く |
最初の登りを頑張る |
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ピークを越すと少し下る |
1009mポイントを過ぎると雪庇もある |
薄日も射してきた |
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甚九郎山の山頂は近い |
甚九郎山へ到着 |
ブナ林の下り |
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電柱のある道へ下りる |
別荘の脇を通り抜ける |
予定通りペンション村入口に着く |
行動記録 |
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どこか山スキーにでも行きたいと思っていたがどうも相手が見つからず、Iさんに相談したところスノーシューで甚九郎山に行くというので連れて行ってもらうことにした。
朝8時30分にゆっくりと福島市内を出発する。国道115号線から裏磐梯へ向かうが、土湯トンネルを過ぎると地吹雪になり何度も前が見えなくなる。運転に気をつけながらなんとか目的地である裏磐梯のレイクウッドペンション村の入口に着いた。到着は10時30分頃だったろうか。除雪してある駐車スペースはあるのだが、勝手に駐めても迷惑になるので、どうしようかと思っているところに地元の人が犬の散歩で通りかかった。話をしたら駐めてもOKとのこと。
身支度をし、雪の降る中を歩き出す。私以外の4名の足回りはスノーシュー。私は練習のため初めてワカンを履いて山に入ってみることにした。理由は前回の山行のとき同行者のビンディングにトラブルがあり、何とか降りてきたものの自分はワカンを装着できるのか?ワカンで歩けるのか?と疑問に思ったからだ。
今日のコースは、甚九郎山へ登る南側の尾根3本の内、東側の沼と沼の間にある尾根を登り、中尾根を下る予定である。メンバーの中で一番若い自分がラッセルをハリキッテやるつもりでいたが、いざ歩き始めるとスノーシュートとは勝手が違うようでドンドン離されていく。スノーシューのトレースを追っていっても足元が更に沈み楽には歩けない。沼の脇から斜面に取り付き尾根に乗る。所々で待ってもらいながら何とか最初のポイント1009m地点には12時33分に着いた。氷点下の気温にもかかわらず汗が出ている。車に戻ったときにマイナス11℃だったので、山の中はもっと低かったと思う。
あまりジッともしていられないので先を急ぐ。1009mポイントから雪庇もできているが、尾根幅があるので危険は感じない。スノーシューで歩くにはちょうど良い傾斜だ。登りは尾根が合わさるだけなので迷うことは無い。尾根を忠実につめていくと地形図の歩道が記載されている左手側からの尾根を合わせる。さらに進と標高1150mの緩やかなピークになるので、ここから進路を西に取る。10分ほどの登りで甚九郎山の山頂に着いた。
山頂には目印になる赤や黄色のテープが巻きつけてあった。山頂は思ったよりも風はなく、少しだけ休んで行動食をほおばった。下山路は山頂から南に延びる尾根を下っていく。ただし登山道がある訳でもないので、顕著に尾根が分かれたら地形図と磁石とGPSで進路を決める。中尾根は桧原湖側の西側の尾根よりは複雑でないのでコースは取りやすい。
990m付近から左に進路を変えると電柱のある道にぶつかる。真っすぐはのり面で急なので右側から道に下りる。道と言っても除雪されているわけではなく、基本的には尾根通しに下って行く。雪に埋もれた別荘の脇を通り、道路を横切り、いくらか勾配のある尾根を下ると車を駐めた元の位置に戻ってくることができた。
下山でもスノーシューのメンバーに遅れてしまった。スキーとは違った楽しい新雪歩きではあったが足元の装備の違いでこんなに違うのかということが分かった有意義な山行だった。(Y.K) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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