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No4744.
高森山(熱塩)
791.1m三等三角点峰
山行種別 積雪期一般
たかもりやま 地形図

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山行期間 2013年3月16日(土)
コースタイム 熱塩温泉示現寺駐車場(10:30)→高森山(12:48,13:00)→熱塩温泉示現寺駐車場(14:18)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
示現寺の駐車場が出発点 地形図の池記号の箇所 尾根に乗る
高森山の山頂 山頂からの眺め 旧国道より見た高森山

行動記録
 先々週の3月2日に喜多方市五分一スキー場跡から高森山を登って見たが、今回は同じ喜多方市にある旧熱塩加納村の高森山を登ってみることにした。ネットで高森山を検索すると全国に同名の山がたくさんあり、福島県内にも8座の高森山がある。昨年の秋から連続して4座目の高森山に登ることとなった。残る4座は登山道も無く藪山であり、時期の問題もあるが、いずれは8座全部をと密かに思っている。
 今回の高森山も登山道は無く、雪のある時期にと登っておこうと計画した。ルートをどのようにとるかいろいろ検討した結果、熱塩温泉から取り付いて山頂より西側の尾根筋を登ることにした。結果論ではあるが、雪が固まったこの時期だと、高森山の北側の地形図にある歩道記号を終点付近までつめてスギ林から沢筋を150mほど一気に登ることも可能であると思われる。南側の宇津野側からも考えてみたが、こちらの方は地形が多少複雑かもしれない。
 熱塩温泉街の一番奥の示現寺の駐車場に車を駐めさせてもらい身支度を整え出発する。温泉の裏手に回り地形図の歩道記号沿いに進もうとしたら一面伐採されて空間が広がっていた。裏手に砂防ダム建設の看板があり、その準備のための伐採である。
 先を進めて行き地形図の沼記号の所で現在地を確認する。地形図の歩道記号が東側に折れている所から尾根に取り付く予定だったが、沢筋は平坦でスギ林となっており、固雪でスノーシューは必要ないようだ。ツボ足で歩くことにした。尾根もすぐ見えているのでそのまま歩道記号に沿って先を進める。沢の形態わかりにくくなってきたところで、尾根に登ることにした。
 尾根筋に出ると南側の展望が開ける。今日は風もなく晴れていて防寒着も必要ない。その先はナラの木が主体の広葉樹林となっていて、すぐに100mを超す急登が待っていた。急斜面は南側斜面で雪も一面でなく、ナラの木の根元は根開けが進んでいた。
 雪を拾いながらの登りで、登りきると目指す山頂が見えて来る。雪もたっぷりある尾根伝いの登りだ。小ピークを2つほど越えて進む。周囲のナラの木はカシノキクイ虫に食害されて、枯れているのが痛ましくみえる。
 最後の高森山の登りもちょとした急登である。4座目の高森山であるが、どの山も頂上直下はいずれも急登なのが特徴で名前の由来はこの急登の森が起因しているのかも知れない。山頂までほぼ1時間ちょっとでノンストップで登ってきたので、山頂でランチタイムとした。眺望もあり、天気も良くそれなりの満足を得られる。帰路はほぼ往路に沿って戻った。急斜面の雪もほどよく腐れて丁度歩きやすかった。(S.O)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青


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