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No4973 |
飯豊連峰・門内岳
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1887mピーク |
山行種別 |
積雪期一般(残雪期) |
いいでれんぽう・もんないだけ |
地形図 |
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山行期間 |
2014年5月31日(土) |
コースタイム |
飯豊山荘(6:35,7:05)→温身平(7:25)→雪渓(8:47)→石転ビ沢出合(9:20)→門内岳(12:55,13:15)→石転ビ沢出合(14:38)→飯豊山荘(17:28) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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雪渓に入ると入り門内沢が見える |
石転ビ沢出合 |
石転ビ沢を見上げる |
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門内岳の山頂標柱 |
門内岳神社 |
門内小屋を往復する |
行動記録 |
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早朝4時に福島を出発。飯豊山荘前を過ぎて駐車場に着くと、既に車がいっぱいである。みんなもう出発してしまったのか人は疎らで、スキーの準備を急いでいる方がちらほら見える。
7時05分出発。今回の山行はスキーを使わないので、身軽な私たちは軽快に歩き出した。林道を温身平まで進み、登山道に入るものの雪がでてこない。昨年は、登山道のいたる所に雪が残り、本流では滝沢出合より下流まで雪渓が続いていたが、今年は梶川出合の少し下からの雪渓歩きとなった。
石転ビ沢と入り門内沢の出合には9時20分到着。石転ビ沢を目指す人が多いようで、入り門内沢に向かうのは私達のほかに数人。スキーを持たないでツボ足で登っていく方もいる。今回は、ピッケルとアイゼンを使い、ロープを連結しての登高、下降の練習を兼ねているので、少し急になった辺りでアイゼンを付け、ロープを結んで、ピッケルを突きながら登った。入り門内沢の中は平坦でスキーで滑走すればさぞかし快適であろう雪面である。
私達は、高い気温でベタ着く雪にアイゼンをとられながらも懸命に登高すると、高度が上がるにつれ斜度は増し、石転ビ沢と入り門内沢の出合が遥か下に見える。次第に飯豊の主稜線も見えて素晴らしい眺めである。稜線まで這い上がると山頂は眼の前、12時55分門内岳の山頂に到着。次いで、門内小屋までを往復。写真撮影の後、13時15分下降を開始した。
ロープで連結しているので、急な雪面の下降ではずいぶんと安心感があった。一方でプレートの付いていないアイゼンには雪がまとわりついて(「下駄」を履いた状態になり)怖い思いをさせられた。結局、アイゼンをはずし、キックステップでの下降とした。私達の脇を数人のスキーヤーが軽快にターンしていくが、今日は仕方がない。
14時38分に石転ビ沢出合に到着。15時12分に雪渓を離れ、登山道に上がり、さらに下山を続ける。温身平を経て、17時28分登山口に到着。あれほどたくさん停まっていた自動車は数台を残すのみとなっていた。私達が本日の最終の下山者のようである。今日は、ヘルメットにアイゼンとピッケル、ロープを持っての登山であったが、飯豊の雄大なロケーションにアルピニスト気分の一日だった。(K.S) |
概念図 |
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国土地理院地図(web地図)で見る
トラック |
登り=赤 下り=青 |
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