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No5093 |
谷川岳 |
トマノ耳 1963.2m三等三角点峰
オキノ耳 1977mピーク |
山行種別 |
積雪期一般 |
たにがわだけ |
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山行期間 |
2015年4月12日(日) |
コースタイム |
谷川岳ロープウェイ土合口駅(7:53)=天神平駅(8:08,8:20)→熊穴沢避難小屋(9:20)→天狗の留まり場(9:59)→肩ノ小屋(10:50)→トマノ耳(10:58)→オキノ耳(11:18,11:23)→トマノ耳(11:41)→肩ノ小屋(11:50,12:18)→熊穴沢避難小屋(13:12)→天神平(14:00,14:11)=谷川岳ロープウェイ土合口駅(14:21) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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谷川岳ロープウェイで天神平へ |
スキー場の脇から登り始める |
天神尾根 |
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急斜面は雪が消えていた |
スキーの人たちもいる |
熊穴沢避難小屋 |
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天神尾根を振り返る |
天狗の留まり場 |
メジャーな山だけ合って登山者は多い |
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万太郎山へ続く尾根 |
天神ザンゲ岩 |
肩ノ小屋 |
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西黒尾根との合流点 |
トマノ耳は混雑していた |
振り返ると肩ノ小屋が見える |
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オキノ耳の山頂 |
戻ってトマノ耳の山頂標識 |
西黒沢の源頭 |
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天神平へと戻る |
眼下に見える天神平スキー場 |
無事終了 |
行動記録 |
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雪の残る谷川岳を訪れてみた。今日は家内と一緒なのでスキーは無しである。それも怖がったときのためにロープとハーネス、雪の残り具合も良くわからないのでスノーシューとアイゼンとピッケルも持ったフル装備である。家内からガイド料でももらうことにするか。登るのは雪山歩きの1番メジャーな天神尾根である。天神尾根とは言っても気象条件や雪などの条件によっては一気に難しくなるので甘くみてはいけない。が、気温も上がり、風も無く絶好の登山日和となった。
前夜に福島を発ち、谷川岳ロープウェイの駐車場で車中泊とした。今の時期は天神平にスキーをする人もいて、駐車場で宴会をしていた。2階の駐車場も開放してもらえると静かに休むことが出来るのだが、諦めて眠りに就く。
翌朝、駐車料金1,000円を納める。スキーシーズンの4月30日までの駐車料金は平日は無料だが土日は有料になる。食事を済ませて、エレベーターで6階の谷川岳ベースプラザへ上がり、ロープウェイ券往復2,060円を購入し、登山届けを提出してロープウェイに乗り込む。10分ちょっとで標高1319mの天神平まで運んでくれる。気軽に訪れることができるだけあって、登山者には大人気だ。
アイゼンを着けてスキー場の境に張ってあるロープの外側を登って行く。田尻尾根に乗ったら、そのままトラバースして天神尾根へ向かう。尾根上にはたくさんの登山者が列をなしている。やっぱり東北の山とは違う。気温も上がってきて雪は多少腐れ始まったものの沈むほどではなく、背負ってきたスノーシューも必要ないようだ。1460mピークの右側をトラバースしコルに降りるところは雪が無く急斜面なので渋滞していた。ここさえ注意して降りれば危ないところも無い。雪が消えてロープも張ってあるので慎重に下れば問題は無い。
熊穴沢の避難小屋には9時20分に着いた。天神平から1時間ほどの道のりである。人がたくさんいるので休まないで前へ進む。ここからいよいよ登りになる。尾根伝いに登って行くが、雪庇に亀裂が入り始まっているところもあるので、天気が悪いときは注意したい。天狗の留まり場の手前で休憩を取る。
天狗ザンゲ岩を過ぎ、肩ノ小屋への登りにかかる。西黒尾根の分岐手前までは、ほどほどの広い斜面が続く。左に肩ノ小屋を見ながら分岐標識を過ぎるとトマノ耳はすぐである。谷川岳は双耳峰で、マチガ沢を右に見て、手前がトマノ耳、奥がオキノ耳になる。夏休みなどは、人が多くでなかなか山頂に立てないのだが、まだ今の時期だと何とか仲間に入れてもらえそうだ。それでもトマノ耳には結構な人数がいたので、オキノ耳を目指す。一旦コルに下りて登り返す。11時18分、オキノ耳に到着。写真を撮ったりして5分ほど時間を過ごす。トマノ耳は山頂標識だけ写真に収めて肩ノ小屋のところで昼食を取ることにした。
今日は本当にのどかな天気だ。肩ノ小屋の少し上部でカップラーメンとおにぎりで昼食にした。見晴らしは最高で、平標山へ続く万太郎山の稜線が良く見える。さて天神平へ戻ることにしよう。西黒沢を左に見て尾根伝いに下る。春スキーを楽しむ人達もたくさんいる。今年は雪が少ないのだろうか、西黒沢の大斜面の下はクラックが口を開けて待っている。スキーの人たちもひと滑りしてから尾根に戻ったようだ。天狗ザンゲ岩を過ぎ、天狗の溜まり場を抜け、クラックに注意しながら下降すると熊穴沢避難小屋である。ゆっくりゆっくりペースで肩ノ小屋から1時間ほどである。ここからは尾根伝いにノンビリと歩いて行く。田尻尾根まで行って谷川岳を振り返って見た。薄曇りになってきたが、しっかりと山頂を望むことが出来た。ゲレンデの脇を下りロープウェイの天神平駅には14時ちょうどに着いた。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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