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No5482 |
小谷山(小谷山城跡) |
954m標高点 |
山行種別 |
積雪期一般 |
こたにやま(こたにやまじょうあと) |
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山行期間 |
2017年2月4日(土) |
コースタイム |
金山入口(11:50)→小谷山・小谷山城跡(12:40,12:51)→早稲沢入口(13:15)→金山入口(13:23) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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県道64号(会津若松裏磐梯線)の金山入口から登り始める |
桧原歴史巡り探勝路の標識 |
小谷山城跡の説明坂にある縄張図 |
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雪は重いがスノーシューは楽しい |
山頂下の堀切にある標識 |
山頂南側の郭にある案内板 |
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一の郭と二の郭の間にある横堀 |
少し下がると展望が良い |
旧道分岐の標識 |
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時折晴れ間が顔を出す |
尾根には横堀があるのでうねっている |
県道に下り金山入口へと戻る |
行動記録 |
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小谷山は裏磐梯・桧原湖の脇にある標高954mの小さなピークで小谷山城跡(桧原城跡)でもある。 このコースは桧原歴史巡り金山浜探勝路のトレッキングコースになっていて、無雪期には升形の館跡や空掘の跡など山城の跡を見ることが出来る。登山口からの標高差は120mほどで、ミズナラなどの樹林帯を縫って山頂に立つことが出来る。山登りをしない息子が珍しくスノーシューで歩いてみたいというので出かけることにした。
県道64号(会津若松裏磐梯線)の駐車スペースに車を止め、少し早稲沢側へ戻るようにして金山入口から登り始める。遊歩道の案内標識が良い目印である。除雪のため小谷城跡の案内板にあがるところが膝上のラッセルになり大変だった。スノーシューを付けると沈むのは30cmぐらいだが雪は重い。
山頂へ直接向かうには勾配があるので、ほぼ探勝路の遊歩道に沿ってルートを取ることにした。注意して歩くと道形が少し残っているのがわかる。途中、膝上のラッセルになるところもあったが50分ほどで山頂の堀切まで登ってくることが出来た。堀切を挟んで郭がある。北側の郭が少し高く、954m標高点もそちら側にある。案内板があるのは南側の郭で大手道や搦手口は南側の郭に続いている。
山頂で少し休んだら早稲沢入口へ下ることにする。山頂東側に南北に掘られた横堀に沿って遊歩道がついている。ここは山城跡であり横堀の東側は攻めにくく急斜面につくられているので道形を外さないように注意したい。道形は次の横堀で西側へと向かう。山頂より、一段下がったここから眺めの方が良く、木々の間から桧原湖を望むことが出来る。
遊歩道(道形)は尾根の西側を通っているが、今の時期は尾根上のほうが歩きやすい。歩いてみると雪面がうねっていることに気づく。縄張図を確認すると横堀が2本横切っていた。雪で覆われていても、こんなところから山城であったことを伺い知ることが出来る。
標高860mあたりまでくると尾根の末端がいくらか勾配が急になり道形は左に折れる。90mほど北進したら、次に南に向かって登山口へ向かう。真っ直ぐ登山口を目指すことも出来るが、遊歩道の方が緩やかで歩きやすい。
※遊歩道上(道形)を歩けば、まず雪崩の危険は無いが、傾斜角は雪崩の範疇にあるので、安全に楽しむには大量の降雪直後は入山を控えたい。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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