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No6264
裏磐梯・野鳥の森探勝路 つげの台 1000mピーク
山行種別  山スキー
うらばんだい・やちょうのもりたんしょうろ 地形図

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山行期間 2020年2月15日(土)
コースタイム 北塩原村・細野休憩舎(10:43)→橋(10:50,11:06)→馬の背(12:02)→つげの台(12:13,12:31)→951m標高点(12:47)→磐梯山ビューポイント(13:24,13:29)→細野休憩舎(14:03)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
ひょうたん山に取り付く 883m標高点ピーク 木々の間から桧原湖が見える
653.4m三角点峰へと向かう 雪が少なく地面が顔を出す 藪がそのまま出ている
木にめり込んだ境界標 雪が無く馬の背のベンチがそのまま出ている 左から上がってくる探勝路は馬の背から尾根道となる
馬の背にある野鳥の森探勝路の案内図 「2M」の表記、例年なら雪はここまであっても不思議でない つげの台の標柱、ここから戻ることにした
951m標高点の尾根を下る 尾根末端のピークへと向かう 磐梯山が正面に見える
左を向くと西大巓の県境尾根が見える 雪原に下る最後の斜面 雪原の雪解けが進み小沢が顔を出す
野鳥観察デッキ 探勝路の橋を渡る バリアフリーの探勝路を通って細野休憩舎へ戻る

行動記録
 今年は極端に雪が少ない。スキーがダメならスノーシューでと裏磐梯・野鳥の森探勝路に行ってみることにした。計画では野鳥の森展望台まで足を伸ばすつもりだったが、出発が遅れたこととスノーシューのトラブルで、「つげの台」周回ルートになった。
 まずは車を細野休憩舎に止めて出発する。細野休憩舎は冬の間、駐車場は除雪はされているもののトイレは使用することができない。裏磐梯道の駅のトイレを利用するようにとの注意書きがあった。例年だと通行止めになっている県道64号(会津若松裏磐梯線)はきれいに除雪され車が行き来していた。道路を400mほど歩いて橋まで行ったから883m標高点の「ひょうたん山」に向かうことにする。道路から雪原に入るところでスノーシューを付けるが、長い間使っていた方のスノーシューのバンドが切れてしまい変わりのバンドに交換する。持ち主と同じく経年劣化か。雪原を探勝路まで進むが雪が少なく窪地の水が顔を出している。探勝路に出たら右に折れ「ひょうたん山」の尾根に取り付く。多少急だが問題無く上がることができる。コルから883m標高点に登り、後は尾根伝いに北へと進めば良い。雪は少なくあっても50センチぐらいだろうか。ところによっては藪が酷くルート取りしながら進む。
 途中でもう片方のスノーシューのバンドも切れて再度交換作業。途中、ヤブ漕ぎなどもあり時間を費やし、左から上がってくる探勝路と合わさる「馬の背」には12時02分に到着。なんと1時間もかかってしまったことになる。
 馬の背からは樹間も空き、ヤブも無くなって比較的歩き易くなる。それでも気温が高く雪が重くて快適な尾根歩きとまではいかない。「つげの台」には12時13分に到着した。この調子では野鳥の森展望台まで往復で1時間30分はかかるだろうからと、昼食休憩をとりながら作戦会議。今日は下見のつもりなので無理をしないで、ここから戻ることにした。
 帰路は「つげの台」から951m標高点を通り桧原湖側の尾根を戻ることにする。木々の間から桧原湖の湖面が、正面には磐梯山、左には西大巓の県境尾根が見える。最初のうちは雪も何とかあって歩きやすかったものの標高を下げるとともに藪が出て来て歩きづらくなる。それでも尾根末端の最後のピークまで来ると正面に磐梯山が望める最高のビューポインになっている。せっかくなので眺め楽しみながらノンビリと休憩をとった。
 雪原に下る最後の斜面もスノーシューでも問題無く下ることの出来る。雪原に降りたらすぐに道路に出ることも出来るが、帰りは野鳥の森探勝路を忠実に戻ることにした。雪原を歩いて「ひょうたん山」の基部へ向かう。いつもの年であれば自由に歩ける雪原も、小沢がすでに顔を出し歩けるところを探しながら進むことになる。何とか無事「ひょうたん山」の麓のトレースに戻った。
 ここから探勝路の橋へと向かい、橋を渡ったら雪が載った木道のバリアフリー道を歩く。現在は木道の途中が一部落下していて夏の間は立ち入りはできないが、雪の上を歩くので今の時期は問題無く通れる。見ると一部新しく作り直されていた箇所もあったので、そう遅くない時期に完全復旧し夏も通行できるようになりそうだ。
 野鳥の森探勝路は、例年通りの雪の量があればスノーシューの散策路としては良いコースだ。もう少し雪が多くてラッセルを強いられても野鳥の森展望台まで5時間もあれば往復できると思う。(和)

概念図

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 往路=赤 復路=青

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