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No.4163 |
安達太良山・迷沢
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1709.3m四等三角点峰(鉄山) |
山行種別 |
山スキー |
あだたらやま・まよいさわ |
地形図 |
安達太良山、中ノ沢 |
山行期間 |
2009年1月3日 |
コースタイム |
福島(7:45)=箕輪スキー場(8:40,9:00)=Aリフト終点(9:30,9:38)→鉄山避難小屋(10:45,11:35)→作業道(13:15,13:30)→迷沢(13:45)→国道115号新岩弓橋(14:08)=箕輪スキー場=福島(15:20) |
写真 |
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レストハウスからホテルまではバスが運行されている |
ホテルスキーセンターからCリフトとAリフトを乗り継ぐ |
Aリフト降り場 |
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ツアー標識は箕輪をトラバースするようについている |
箕輪の西斜面は吹きさらしで滑るには適さない |
仏沢に降りると一瞬だがガスが切れ箕輪山が見えた |
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仏沢から小屋を目指す |
鉄山避難小屋 |
小屋の東側の窓が冬期入口 |
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しゃくなげの塔 |
1192m尾根への下降 |
雪は少ないが雪質は良い |
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快適な滑りが続く |
最高のコンデション |
思い思いにシュプールを描く |
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新雪だが自然とトップが浮いてくれる |
標高1070mまで快適な斜面が続く |
作業道を迷沢出合まで滑る |
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仏沢の橋を渡ると国道も近い |
国道115号線新岩弓橋に出る |
車デポ地まで戻る |
写真は拡大して見ることが出来ます |
行動記録 |
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天候 曇り時々雪 |
暮れに降った雪を当てにして積雪状態の確認のため迷沢の尾根を滑ってみることにした。車を国道115号線新岩弓橋の手前の駐車場にデポしてから箕輪スキー場に向かう。
駐車場に車を駐め身支度をしてレストハウス前からバスに乗り込む。Cリフトに乗るためにホテルまでの移動だ。乗車時間は約3分。ホテルのスキーセンターでトイレをすませ、リフト券を購入、パトロール詰所へ登山計画書を提出する。リフト券はCリフトが350円、Aリフトが600円で、1470m地点まで上げてもらえる。Aリフトの終点に着いたのが9時30分で、バスに乗り込んでリフト終点まで30分、スキー場に着いてから歩き出すまで約1時間かかった。
今日は風も強く、稜線にはガスがかかっている。最短ルートで仏沢に向かう。箕輪山の西斜面は吹きさらしでシュカブラは出来るが雪はあまりつかない。歩いているうちにガスが切れ始まった。一瞬だったが箕輪山が姿を現した。仏沢の源頭には風が強いため雪庇が発達する。それでも稜線よりは風もだいぶ弱く、悪天で見通しが利かないときでも、沢沿いに忠実に登って行くと鉄山避難小屋の西寄りに出る。小屋到着10時45分、天候の回復を待って小屋の中でのんびりする。50分ほど待ったがガスは切れそうにない。スキーをつけて滑りはじめる。コンパスで西を目指すが、何も見えない。コンパスとGPSでようやく「しゃくなげの塔」のプロペラを見つける。エビの尻尾を落とすと、間違いなくプロペラが出てきた。次に1642mピークとのコルまで下がるのだが左へ回り込んでしまい、再度コンパスとGPSで方向を修正してコルを確認する。天気が良ければ何でもないところだが、ホワイトアウトの時は現在地を良く確かめてから迷沢の右支沢へ入るようにしたい。
コルから迷沢右支沢に入り、すぐに尾根に乗る。灌木がまだ埋まっていないが、滑るに支障は無い。標高1400mあたりまでは積雪量は少なかったが、1400mの急斜面のところからは、雪もしっかり着いていて快適な滑りが楽しめた。スキーのトップも自然と浮いてくれる。スキーが勝手に滑らせてくれる。 標高1070m地点まで、滑りを楽しんでから、作業道に降りる。作業道は尾根を越えて迷沢の出合に向かう。作業道は国土地理院の2万5千分の1地形図とは異なっているので注意すること。
迷沢はまだ雪で埋まって無く流れが顔を出していた。落ちないように注意して渡った。次の仏沢には山菜採りのための橋が架かっている。国道に出たのが14時08分、デポしておいた車に荷物を放り込み帰路についた。
なお、途中で箕輪スキー場に置いてきた車を回収し、レストハウスのリフト券売り場に下山報告を済ませ、福島へは15時過ぎに着いた。(I.I)
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概念図 |
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