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No.4172
蔵王・刈田岳
 1758.0m三等三角点峰
山行種別 山スキー
ざおう・かっただけ 地形図 蔵王山

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山行期間 2009年1月18日
コースタイム スミカワスノーパーク・リフト終点(9:30)→刈田岳(11:10,11:35)→清渓小屋(12:25)→沢(13:10,13:20)→リフト終点(14:15)
写真
雪上車の軌道あと 斜面に取り付く 樹氷が発達してきた
避難小屋が見えてきた シュカブラも見事 山頂の神社に到着
まさにパラダイス 刈田岳を背に滑る 沢はまだ埋まっていなかった
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行動記録
 20人くらいの登山者がリフトが動き出すのを待っていた。それもほとんどが中高年である。リフトは動いているが、大会があるらしく、参加者以外は9時まで乗せてくれない。天気が良いのでイライラしてくる。リフトを使わずに歩く根性がないだけのことだが・・・・情けない。
 9時、動き出したリフトに乗り込む。リフト終点でシールをつけて9時半、歩き出す。先日からの風邪が長引き息切れするが、何とか歩けそう。左の車道を進み、カーブのところから沢に沿って登り、車道を何回か横切って中央コースの稜線にでる。雪上車による樹氷ツアーもフル稼働で、満員の乗客が我々を見て手を振ってゆく。よほどの物好きに見えるようだ。
 他の登山者もそれぞれにルートをとって刈田岳を目指すのが見える。稜線からは青空とモンスターが輝き、馬の背から熊野に向かう登山者が小さく見える。 左手の井戸沢源頭にはスキーのトレースがあった。あとでわかったことだが、「東北アルパインスキー日誌」のSさんのものだった。面識はないものの、時々HPを見させていただいている。この日も坊平からリフトも使わず、井戸沢、濁沢、丸山沢を滑ったとのこと。ここに突っ込むには雪崩に関する知識、スキー技術、度胸の三拍子が不可欠条件だ。さらなるご活躍を期待しています。
 11時10分、山頂に到着、行動食を口に入れて大休止。風がないので素手で冷たさを感じない。休んでいると後続者が続々と到着する。
 11時半、シールをはずし出発する。7〜8人のパーティも一緒に滑り出す。12時、エコーラインに到着。最高の天気に最高の雪質、至福の一時だった。他のパーティは車道を戻っていった。我々は清渓小屋に向かってまた滑り出す。深い粉雪で、本当に気持ちが良い。別のパーティが追いついてきた。我々はさらに進むが、傾斜が緩くなると滑らず、苦労する。小屋からさらに進んで、沢に向かって降りてゆくところからは、また傾斜がきつくなって快適に滑る。
 13時10分、沢に到着する。沢床は完全に埋まらず、池のように開いていた。沢を渡った所でシールをつけて登り返す。普通はあまり登らず、トラバース気味に登って道路に出るのだが、ボーダーのトレース(沢まできて登り返していた。)があったので それを使う。小沢を2回横切って、さらに登って道路が見えたところでシールをはずす。道路を横切り、リフト終点にでる。リフトの回数券が残っていたので、ゲレンデで遊んで駐車場に戻った。(K.K)


概念図



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