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No.4173
雄国山
 1271.2三等三角点峰
山行種別 山スキー
おぐにやま 地形図 磐梯山

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山行期間 2009年1月24日
コースタイム 猫魔スキー場(8:56,9:34)=リフト終点(9:41,9:50)→雄国沼休憩所(10:31,10:55)→雄国山(11:35,11:47)→コル(12:09,12:17)→1164mピーク(12:28,12:40)→雄子沢登山口(13:08)
写真
第1A(トリプル)リフトの終点が出発点となる すぐに小屋へ向かって滑りはじめる 前日の雨が霧氷となって木々についていて幻想的
標高1240mまで下がってくるとガスから解放される 1150m〜1200mまでは樹林帯の中を降りる 雄国沼のところの標識
堰堤を小屋を目指して歩く 雄国山のガスが切れてくれない 雄国沼は凍結している
雄国沼の休憩所 雄国山の山頂にある展望台 1164mピークに登り返す
雄子沢登山口への滑降は小沢を利用する 雄子沢登山口の案内板 道路に降り立つが積雪量は例年並のような感じ
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行動記録
天候 曇り
 前夜は戸隠からの帰り道、磐越自動車道の磐梯山サービスエリアの駐車場で仮眠をとった。高速道路の夜間割引も今年9月までは5割引なので、車の移動はほとんど夜にしている。
 朝起きて集合場所の雄子沢登山口へ。8時30分に福島のメンバーと落ち合い、車を雄子沢登山口の駐車場にデポしてから猫魔スキー場へ向かう。猫魔スキー場の駐車料金は土曜日のため1,000円、リフト券は料金表に書いてないが1回券も販売してくれる。1回券は350円で、第1A(トリプル)リフト1本で滑り始める1349m標高点の稜線まで上げてくれる。
 標高1100mあたりまで雪雲が下がっていて、稜線はガスの中だった。スキーをつけて小屋を目指して滑り出す。最初は北西に向かって尾根上を1240mの台地に向かう。前日に雨が降ったため木々に霧氷がつき幻想的な感じさえする。バーンは堅くガスの中で凸凹が良く見えない。気を抜くと逆エッヂが引っかかり転倒する。1240mまでくるとガスから解放される。標高1200m〜1150mあたりまでは樹林帯の中の滑降になる。それを抜けると雄国沼はすぐである。
 雄国沼まで降りると日差しが注ぐ。堰堤を小屋に向かってスケーティングで進む。天気が良ければ雄国山を目の前に見ることが出来るのだが、残念ながらピークはガスの中である。小屋でゆっくりと昼食をとり、シールをつけて雄国山へ向かうことにする。
 雄国山へは稜線のコルに乗るまで100m、ピークまでは170mの登り返しなので、ゆっくり登っても40分程で着ける。山頂には展望台と山頂を示す標柱がある。見晴らしが無いので、早速シールを外して滑降を開始する。前日の雨でバーンは堅く快適な滑りを楽しむとまでは行かなかった。ラビスパのコースと同じように進み、1164m手前のコルまで降りる。林間の下りだが、灌木はそう気にならない。
 コルでシールをつけ直し、小休止をとってから1164mピークまで60mほど登り返す。10分ほどでピークまで登り、いよいよ雄子沢登山口までの下りに入る。最初は北東に延びる尾根を滑る。尾根は無木立なので滑りやすい。1070m地点から右のカラマツの造林地に入る。最初は樹間が狭く滑りづらいが、すぐに沢状になり樹林から解放される。急斜面なので、弱層があれば小規模な雪崩はあるかも知れない。弱層判断して危なそうだったら左の造林地に入れば良い。
 沢の斜面を滑っていくと地図上の歩道に出る。右に折れると雄子沢登山口はすぐである。下から見るとカラマツ林で滑りづらいように見えたが、思ったより快適な滑りを楽しめ、あっと言う間に登山口へ降りることが出来た。(I.I)


概念図



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