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No.4178 |
西吾妻山・二十日平
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西吾妻山 2035mピーク |
山行種別 |
山スキー |
にしあづまやま・はつかだいら |
地形図 |
吾妻山 |
山行期間 |
2009年2月2日 |
コースタイム |
福島(7:10)=グランデコ(8:38,9:09)=リフト終点(9:32,9:40)→西大巓(10:55,11:00)→西吾妻小屋(11:52,12:10)→西吾妻山(12:25,12:45)→小休止(13:47,14:00)→グランデコ(14:42,15:10)=福島(16:30) |
写真 |
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グランデコスノーリゾートのスキーセンター |
リフトを降りて歩き始める |
樹林帯の中の登りが続く |
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樹林帯を抜けると背の低い樹氷の中を歩くようになる |
不動沢源頭部のモンスター |
西吾妻避難小屋 |
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ようやく滑りやすくなってきた |
樹林帯の中は深雪 |
中ノ沢手前の斜面も滑りやすい |
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中ノ沢徒渉点の脇 |
徒渉点は幅が広く雪で埋まっていた |
グランデコの浄水施設の建屋 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
行動記録 |
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二十日平が滑ってみたくて計画をした。福島からグランデコに向かいスキー場の駐車場には8時38分に着いた。平日のため駐車料金は無料、駐まっている車も少ない。
身支度をしゴンドラに乗り込む。第4クワットリフトを乗り継ぎスキー場の上部に出る。シールをつけて歩き始める。
スキー場では青空が見えていたのに、高度を上げるとともに雪雲が出てくる。下から見ても稜線には雪雲がまとわりついていた。遠目は利かないが行動に支障はなさそう。1843mピークは左側を捲いて不動沢源頭の雪原に出た。雪原の右側を登って行き尾根に出ると西大巓はすぐである。残念ながら西大巓はガスに覆われて何も見えない。よほど行いが悪いのか、ピークに立つと雪雲で覆われて回りが見えなくなってしまう。記録を取って立ち休止してから小屋を目指す。小屋に近づくと薄日が差してきた。ガスの上は素晴らしい青空である。回りの景色が見えないのが残念だが、風を避けて日を浴びながら小屋の東側で昼食を取った。日が差すと言っても温度計はマイナス9度を指していた。
西吾妻山まで登ってから滑りの準備にかかる。西吾妻でもガスが濃くなり、コンパスで方向を定めてから滑り出す。中ノ沢の源頭の無木立の斜面を滑り、トラバースして尾根に戻りる。尾根の斜面はウインドクラストしていてカリカリ状態。気を抜くと転倒してしまう。滑り出しは快適とまではいかなかった。
ある程度高度を下げると、ウイントクラストから解放され、こんどはウインドパックの斜面になる。重くても雪質は一定するので、いくらか滑りやすくなる。
樹林帯に入ると、雪は多少重ための新雪に変わり滑りやすくなる。標高1700mあたりまで尾根上を滑り、ここから幾らか右にコースを取るり二十日平を目指す。1548m標高点の左を通過し、1332mの尾根に乗る。この台地に出て小休止。
ここからは緩斜面のため推進滑降どころかラッセルしながら進む。この尾根を忠実に滑っていけば左からの沢に絞られて中ノ沢の徒渉点に素直に出られる。なお、1290m標高点のある二十日平の斜面は1本左で、そちらも緩斜面部分は歩きになるが滑ってはどちらも楽しい。
1332m尾根の下部も木々はあまり気にならず快適に滑りを楽しみながら中ノ沢まで降りることができた。徒渉点は幅広く雪が埋まっていて、前後に水面が出ているところもあるが、無理なくスキーを履いたまま渡ることが出来る。対岸のカラマツ林の造林地の中にある作業道に沿って滑っていくと、グランデコの浄水施設の建屋が見えてくる。すぐ脇がゲレンデになっている。緩やかなゲレンデを滑っていくとグランデコのスキーセンターに着く。(I.I)
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概念図 |
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