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No.4199 |
湯殿山
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1500mピーク |
山行種別 |
山スキー |
ゆどのさん |
地形図 |
湯殿山、月山 |
山行期間 |
2009年3月28日 |
コースタイム |
福島(6:05)=志津(8:17,8:34)→六十里越街道・橋(8:50)→ブス沼(10:45)→湯殿山(12:25,12:30)→昼食・休憩(13:05,13:35)→ネイチャーセンター(13:55)→志津(14:15,14:30)=福島(16:45) |
写真 |
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志津のゲートから歩き始める |
石跳川右岸のコースをとる |
ブス沼手前の雪原 |
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湯殿山への登り |
山頂はもうすぐ |
ホワイトアウトの山頂 |
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降ったばかりの雪 |
素晴らしい斜面 |
帰りは石跳川へと降りる |
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石跳川はすでに沢が顔を出していた |
ネイチャーセンターの脇を通る |
旧国道の雪は解けて無くなっていた |
写真は拡大して見ることが出来ます |
行動記録 |
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天候 曇り時々雪 |
このところ目まぐるしく天候が変わる。今日も雪の予報で、山頂までは無理かと思いながらも行けるところまで行ってみようと福島を出発した。月山が近くなる頃には道路も雪で白くなってきた。国道112号線に出ると車がスリップしてカードレールに突っ込んだ状態で止まっていた。脇をすり抜けて志津へと向かう。
志津から姥沢までは、ニュースで除雪が終了していることは知っていたが、オープンまでは車両通行止めである。五色沼の脇まで行くといつものゲートで行き止まりになっている。車をUターンさせて路肩に駐車する。今日は西川山岳会の方々の大所帯のパーーティとご一緒になる。
石跳川の埋まり具合が判らないので右岸を往復予定で出発する。スキーを担いで歩き始め、六十里越街道(旧112号線)の橋を渡ってからすぐにスキーを履いて登りはじめる。昨日降った雪が30cm以上ある。西川山岳会の方々がすでに先行してされているのでラッセル無しで進む。1ピッチ進んだところで休憩している西川山岳会のパーティに追いつく。ここまで楽をさせてもらっているので、少しでもラッセルしてからと思い前に進む。1014m尾根の手前で最初の休憩を取る。こまでは時々晴れ間も見えていたが、少し風が出てきて視界が悪くなってきた。ブス沼までは緩やかに登っていく。どこを歩いても最後はぶつかる。西川山岳会の人たちと前後しながら進み、最後の湯殿山の登りにかかる。
ようやく急斜面の登りになる。尾根がいくぶん緩やかになったところで西川山岳会の人たちは大人数なので今日はここまでと決めて滑降の準備にかかった。西川山岳会の方から「もう少しだから登ってきたら」と言っていただき、私たちはホワイトアウトの中を湯殿山へと向かった。右側の急斜面に注意しながら前へと進む。12時25分、GPSで湯殿山山頂であることを確認してシールをはがした。
下りは慎重に滑り出す。目をこらし、ガスの中から一瞬尾根筋が見えるのを確認して降りていく。高度を下げてくると幾分見通しが利くようになる。今まで下っているのか登っているのかもわからない状態での滑降だったが、ここからは快適に高度を下げていく。
13時を過ぎたところで休んでいる西川山岳会の皆さんとお会いする。私たちも遅い昼食を取ることにしてゆっくりと休憩した。ついでにビーコン捜索の練習にも混ぜてもらって30分ほど時間を費やした。
登ってくるときに石跳川からの登りのトレースを確認しておいたので、ネイチャーセンターに降りられると判断して、ここから石跳川へと向かう。トレースがついているのでスキーが滑ってくれる。トレース通りに滑っていくと。カワクルミ沼からの支沢のだいぶ上に出た。その下流はすでに流れが顔を出しており、いつものつもりで支沢合流点まで降ってしまうと対岸に渡れないことになる。
石跳川の左岸を快適に滑り、ネイチャーセンターから六十里越街道の分岐まで滑り降りた。登りは西川山岳会の方々にお世話になり、下りは石跳川から登ってきた人たちのトレースにお世話になった。快適な滑りを楽しめたのも皆さんのおかげで、感謝しながら帰路についた。(I.I)
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概念図 |
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