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No.4310
刈田岳
1758.0m三等三角点峰
山行種別 山スキー
かっただけ 地形図 蔵王山

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山行期間 2009年12月26日
コースタイム すみかわスノーパーク(9:07)=リフト終点(9:30,9:43)→小休止(10:33,10:40)→パラダイスコース分岐(11:05)→蔵王レストハウス・避難小屋(11:56,12:54)→滑降開始(13:24,13:32)→大黒天(13:54)→スキー場上部(14:02)→すみかわスノーパークゲレンデハウス(14:15)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
すみかわスノーパークのゲレンデ案内板 計画書をゲレンデハウスへ提出してから登山開始 リフトを3本乗り継いで1382m地点まであがる
大黒天でコース整備する雪上車 蔵王ハイラインの入口にある「御釜入口」の案内板 蔵王ハイラインの料金所脇にある案内板
蔵王レフトハウス北東側の梯子 レストハウス内にある避難小屋 表は地吹雪で視界は無い
雪面がわかるところまで降りてからシールを剥がす ホワイトアウトの中を滑降する 後見ゲレンデを滑るYさん

行動記録
天候 曇り時々雪
 蔵王なら何とかスキーが使えるだろうと、雪を求めて澄川へと向かった。天候はイマイチで山頂は雪雲で覆われている。山スキーが初めてのKさんは新品の板を履いてのデビューだ。スキー場のゲレンデハウスで計画書を提出し、リフト3本を乗り継いで後見ゲレンデの上部へは9時30分に着いた。ここでシールを装着する。
 雪上車で圧雪してある道路を歩いて刈田岳を目指す。楽して歩けるが、練習のためには林間コースの方が良かったかも。雪はまだまだ少なく、ツアーコースは登れない。大黒天手前のショートカットコース使えなかった。ほぼ車道通りに歩くので時間もかかる。大黒天ではスキー場の雪上車が樹氷鑑賞のためのコース整備をしていた。
 風はあまり強くないが雪雲が山全体をスッポリと覆い遠目が利かない。風を避けてパラダイスコース手前で小休止を取る。沢沿いからのコースは雪が少なくまだ使えない。
 ハイライン入口から圧雪してある道路を忠実に進む。途中、ショートカット出来そうな所を探すがブッシュが出ている。雪上車の圧雪終了点までくるとホワイトアウトがひどくなってくる。道路脇のポールを確認しながら進み、蔵王レストハウスへは11時56分に着いた。
 レストハウス内に避難小屋があると言うので入ってみることにした。非常階段は雪で覆われているので梯子を使って上がり、シャベルで雪をかいで室内に入ってみた。8畳ほどある室内にはら気湯ストーブも置かれ、コンクリート床にはスノコが敷いてあった。風を避けて休憩とした。休んでいるうちにガスが切れてもらえばと、入口の除雪も含めて1時間ほど休憩を取ったが、天候は相変わらず悪く、見通しが利かない。表に出ると風もガスも休む前よりひどくなっていた。
 あっさりと山頂を諦め下山することにした。通しが利かないのでシールをつけたまま降りることにする。ホワイトアウトで次のポールが見えない。何度か道路から脇に外れてしまう。それでも30分ほどかけて標高1640m地点まで下がってくると、風も幾分弱くなり見通しも滑れる程度になってきた。シールを剥がして、いよいよ滑降に入る。滑降と言っても圧雪された道路を直滑降で進むだけで、場所によっては推進滑降でないと進まないところもある。
 途中で樹氷鑑賞ツアーの雪上車とすれ違う。ゆっくりと道路を滑ってスキー場の上部へは14時02分に着いた。滑らなくてだいぶ歩いた気もしたがシールを外して滑り始めて30分ほどで来てしまった。
 後見ゲレンデはご一緒したKさんが骨折した所でもあり、慎重に滑り降りる。10分ちょっとでゲレンデハウスまで下り下山報告をして山行を終えた。
 今年はリフト登山券が1200円になり、回数券は12回分で3100円なので3人以上であれば回数券がお得のようだ。(I.I)


概念図



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