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No.4312
磐梯山
 1818.6m三等三角点峰
山行種別 山スキー
ばんだいさん 地形図 磐梯山

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山行期間 2009年12月30日
コースタイム 福島(7:10)=猪苗代スキー場ミネロセンターハウス(8:15,8:43)=ミネロ第4リフト終点(8:55,9:15)→赤埴山(10:07,10:20)→スキーデポ・標高1500m地点(11:43)→弘法清水(12:15,12:17)→途中折返し(12:35)→弘法清水(12:45)→小休止(13:45,13:56)→赤埴林道分岐(14:02)→猪苗代スキー場中央上部(14:31,14:48)→猪苗代スキー場中央センターハウス(15:15,15:18)=ミネロセンターハウス(15:20)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
出発点のミネロセンターハウス ミネロスキー場セントラルコース 第4リフト終点のゲレンデ案内
灌木帯を抜け赤埴山を目指す 赤埴山から櫛ヶ峰を望む 赤埴山から下って猪苗代中央からの登山道と合わさる
赤埴林道からの夏道合流点 沼ノ平から磐梯山の山頂を見る 弘法清水への最後の登り
振り返ると吾妻のグランデコのスキー場が良く見える 弘法清水から山頂を見たところ 弘法清水にある鐘は雪の上に出ていた
スキーデポ地から滑り始める 沼ノ平までくると日が差し始めた 猪苗代中央〜ミネロ間はシャトルバスが運行されている

行動記録
天候 曇りのち晴れ
 今シーズンスキーを履くのが初めてのSさんのスキーの練習も兼ねて磐梯山を訪れてみた。暮れになっても積雪状態は充分とは言えず、磐梯山も例外ではない。それでもスキー場で滑るには支障ない程度にはある。
 ミネロスキー場の駐車場は無料、リフト1回券は400円、リフト2本を乗り継ぐとゲレンデ上部に出る。、所要時間は10分ほどである。センターハウスはエスカレーターが設置されチケット売り場は2階にありすぐにゲレンデに出ることが出来る。ゲレンデ右側に第1リフトがあり、上部の第4リフトへと乗り継げる。
 リフト終点に着くとスキーパトロールから計画書の提出と下山報告について指示を受ける。登山標識などは無いのと、ミネロから赤埴山へ登るのは初めてなのでスキーパトロールの人に聞くとパトロール詰所の上の斜面を素直に登っていけば昨日のトレースがあるかもしれないとのこと、シールをつけて適当に斜面に取り付き登りはじめる。登りやすいところを登っていくが、だんだんと灌木が邪魔するようになって歩きづらい。灌木帯を抜けると歩きやすくなるが、今度は雪が飛ばされて地肌が出ている。途中の露岩帯はスキーを担いで登る。赤埴山の山頂まで来ると櫛ヶ峰が目の前に見える。少し休んでからスキーをザックにくくりつけ猪苗代中央からの来る登山道へと下る。10時33分、猪苗代中央からの道を合わせる。ここまでは雪が少なくスノーシューかワカンの方が楽のようである。
 今まで曇り空だったが太陽が顔を見せ始まった。スキーを着けて沼ノ平を越え弘法清水への登りにかかる。標高1500m付近まで来ると雪が少なくスキーでの登高が出来なくなる。スキーをデポして弘法清水を目指す。弘法清水には12時15分に着いた。ゆっくり登ってきて3時間ちょうど、ほぼ予定通りだが初級者のメンバーなので下りにかかる時間が計算できない。山頂を目指すかどうか迷いながらも登りはじめる。雪は重いのに、膝上のラッセルになる。思ったように距離が稼げない。ガスも出てきてホワイトアウトになってきたこともあり、下りのことを考えて途中引き返しとした。今日は絶好のアタック日よりだったのに、スノーシューを持ってくれば良かったと後悔する。
 急いで弘法清水へ戻り、スキーデポ地まで下ってスキーを履いた。スキーデポ地からの滑りはウインドパックの斜面だが、広いだけでも滑りやすい。ここまで来ると日差しが戻ってきた。後続のメンバーを待ちながらゆっくりする。
 登山道を外すと灌木がうるさくて歩きづらい。雪原に出てから休憩を取った。途中、アップダウンを繰り返して登山道沿いに赤埴山への分岐までくると、後は猪苗代中央まで滑りだけである。赤埴山をトラバースしながら滑っていくと尾根に出る。まだ雪が少なく初級者の人だと滑るのが辛そうだ。途中から左側のリフト降り場をめがけて降りるのだが、灌木の間が狭く後続が苦労する。
 猪苗代スキー場は南東斜面で雪質は望めない。気温が下がるアイスバーンになることが多い。今日はバーンが堅くなっていたものの、ひどくはなかった。ゲレンデを練習しながら滑って猪苗代スキー場中央センターハウスには15時15分に着いた。ミネロスキー場まで歩く予定をしていたが、たまたま15時発のシャトルバスがお客様がいなくて待機し、私たちが乗車するのを待って発車してくれた。ミネロスキー場のチケット売り場へ下山報告して山行を終えた。(I.I)


概念図



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