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No.4319
安達太良山・迷沢
箕輪山 1718.4m三等三角点峰
山行種別 山スキー
あだたらやま・まよいさわ 地形図 安達太良山、中ノ沢

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山行期間 2010年1月17日(日)
コースタイム 福島(7:00)=新岩弓橋=箕輪スキー場(8:02,8:50)=Aリフト終点(9:03,9:12)→箕輪山(10:05)→滑降開始(10:33)→東鴉川源頭(10:40)→鉄山避難小屋(11:15,11:42)→作業歩道(12:29,12:39)→国道115号線・新岩弓橋(13:11)=箕輪スキー場=福島
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
箕輪スキー場レストハウスからホテルまでシャトルバスが運行されている ホテルの前からBリフト~Aリフトと乗り継いでスキー場上部に出る 箕輪山のピークを目指して右側から回り込んだ
箕輪山の導標 滑り出しの最初はシャカブラ ウインドスラブの斜面
バーンは適当に堅く滑りやすい 箕輪山の南東斜面 鉄山の小屋が見える
東鴉川源頭まで素晴らしいバーンが続く テレマークのSさんも気持ちよさそう 仏沢の源頭を鉄山避難小屋を目指して登り返す
鉄山避難小屋で早めの昼食をとる しゃくなげの塔付近はホワイトアウト状態 1192m尾根目がけて滑降する
雪は深いが積雪量はまだまだ 1070mコルから左に降りて迷沢の作業道を滑る 国道115号線に出て山行を終える

行動記録
天候 晴れ
 滅多にない土日休日で、前日の土曜日は吾妻の不動沢右俣を滑ろうとしていた。しかし歯痛のため我慢できずに病院へ行って神経を抜いてもらった。そんなわけでメンバーのみんなには迷惑はかけるは、貴重な土曜休日を逃してしまうはで、散々な1日だった。
 今日は気を取り直して安達太良へ向かう。目的は迷沢の積雪状態の確認、福島を7時ちょうどに出発し、国道115号線を新岩弓橋を目指して車を走らせる。
 時折雪が舞う天気で、土湯トンネルの手前で温度計はマイナス9度を示した。当然、路面は凍結し途中には車がスピンした後があった。すれ違った車の後部が凹んでいたのはそのせいらしい。慎重に車を走らせる。
 土湯トンネルを抜けると猪苗代側は日差しがさしている。ひょっとすると今日は予定どおり行けるかもしれない。新岩弓橋のところへ車を1台デポし、箕輪スキー場へと戻る。箕輪スキー場へは8時02分に着いた。
 レストハウスからシャトルバスでホテル前まで移動し、インフォメーションへ登山計画書を提出して8時47分にBリフトへ乗り込む。Aリフトの運転開始は9時のところパトロールの人たちの後に乗せてもらい、9時03分にはAリフトの終点に着いた。箕輪山の山頂が時折顔を見せる。気温は低いものの風は無い。
 シールをつけて箕輪山を目指す。斜面はシュカブラと起伏で歩きづらい。ゆっくり登って10時05分、箕輪山の山頂に立つ。風は多少当たるもののガスも切れ鉄山が目の前に見える。南東斜面を滑るために東側へと移動し斜面の上部でシールを剥がす。ここから東烏川の源頭目がけて滑降に移る。KくんとSさんはテレマーク、Kくんは兼用靴、登山靴、テレマークと起用に使いこなす。3人とも快適なバーンを楽しんで東鴉川源頭に降り立つ。
 滑り終えてから、笹平を越えて仏沢の源頭へと向かう。箕輪スキー場から直接鉄山避難小屋を目指すパーティが先行する。仏沢の源頭に入り込むと風はピタッと止まる。
 11時15分、鉄山避難小屋へ到着する。宮城の方が先に小屋に着いて休んでおられた。ここから国道の新岩弓橋まで前後して滑ることになる。小屋で昼食を取ってから迷沢へ降りるために、しゃくなげの塔を通り1642mとのコルまで降りる。ここまでホワイトアウト状態なので慎重に進む。エビの尻尾がひどくて滑るに苦労する。コルから迷沢右支沢に入り、すぐに尾根に乗る。灌木がまだ埋まっていないが、滑るに支障は無い。
 今年は雪が少ないのだろうか、まだ笹が隠れていないところもあり、思ったより灌木が出ていた。標高1070m地点まで、快適な滑りを楽しんでから、作業道に降りる。作業道は尾根を越えて迷沢の出合に向かう。作業道は国土地理院の2万5千分の1地形図とは異なっているので注意すること。
 迷沢はまだ雪で埋まって無く、流れが顔を出していた。少し上流は雪が着いていたが、面倒なので渡ったら雪が柔らかく、はまってしまった。前後して滑っていた宮城の方から声をかけられた。白石の山岳会の方で、今日は来ていないがKさんのお知り合いの人で、お話をさせていただく。次の仏沢には山菜採りのための橋が架かっている。国道115号線の新岩弓橋に出たのが13時11分、デポしておいた車に荷物を放り込み帰路についた。
 なお、途中で箕輪スキー場に置いてきた車を回収し、レストハウスのリフト券売り場に下山報告を済ませ、福島へ戻った。(I.I)

概念図



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