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No.4360 |
燧ヶ岳
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2346.0m二等三角点峰 |
山行種別 |
山スキー |
ひうちがだけ |
地形図 |
燧ヶ岳 |
山行期間 |
2010年4月30日(月) |
コースタイム |
福島=御池(8:28,9:02)→広沢田代(9:48,9:58)→熊沢田代(10:45,11:02)→燧ヶ岳(12:12,12:50)→熊沢田代(13:16,13:21)→広沢田代(13:31)→御池(13:50)=福島 |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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御池駐車場は平日のためかガラ空き |
もう少しで広沢田代 |
熊沢田代への登り |
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燧ヶ岳のピークが見え始まると熊沢田代も近い |
山頂の手前から熊沢田代を見下ろす |
曇が出てきたが遠目はきく |
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燧ヶ岳・俎ーの二等三角点 |
山頂へ最後の登り |
向かいの柴安ー |
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一段下がり風を避けて小休止 |
滑降準備を整えて滑り始める |
春のザラメ雪で滑りやすい |
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登った分、楽しい滑りが待っている |
思い思いに滑りを楽しむ |
Sさんの滑り |
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あっと言う間に最初の滑りが終わる |
熊沢田代から振り返って燧ヶ岳を見る |
熊沢田代は少し登り返して次の滑降に備える |
行動記録 |
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天候 曇り後小雪 |
当初は鳥海山に出かける予定をしていたが、気圧配置が芳しくない。寒気も入りそうで1週間前の月山・姥ヶ岳のホワイトアウトが脳裏を横切る。Hさんから燧ヶ岳に変更したいとの話がありすぐさまOKとなった。
福島を朝早く出発し、御池の駐車場には8時半に着いた。気温はあまり高くないものの青空が広がり風もなく絶好の登山日よりだ。身支度をしてさっそく歩き始める。登りはじめるとすぐに汗が噴き出す。まだ気温も低いのでバーンは堅くスキーアイゼンを履いていると楽して登ることが出来る。広沢田代まで登ってから小休止を取り、Tシャツに着替えた。今日の天気は期待できそう。
次は熊沢田代への登りにかかる。ひと汗かいて急斜面を登り切るとようやく山頂が見えてきた。熊沢田代まで一旦下り、ひと休みする。雲が山頂の上部を覆い、風が少し出てきた。寒気のせいだろうか。
いよいよ最後の登りにかかる。勾配も増してくるので、ゆっくりゆっくり登る。山頂に近づくと勾配はさらに増してくる。時々立ち止まりながら高度を上げていく。12時12分、歩き始めて3時間10分で山頂に着いた。上空を目まぐるしく雲が通り過ぎていく。時折、日が差してくれるので寒さは感じない。しばし眺めを楽しんでから一段下がってゆっくりと昼食を取った。
12時50分、滑降を開始する。バーンはザラメてちょうど滑りやすく、私たちを快適な斜面が待っていてくれた。一気に滑り降り熊沢田代に降り立つ。ここからスキーを担いで斜面を登り、次の広沢田代への下りへ備える。後を振り返ると燧ヶ岳の山頂は徐々に雪雲に覆われ始めた。
熊沢田代から広沢田代への急斜面は、思わぬ悪雪だった。湿った新雪を抜けたと思ったらアイスバーンに捕まり転倒、何とか体勢を立て直して起き上がったものの10mぐらい流された。
また、寒気が入り始めたのだろうか、細かい雪が降り始めた。山頂はすっかり雪雲に覆われ見えなくなった。さっきまでの青空が嘘のようである。
広沢田代からは左に寄って滑り、御池田代へ向かって快適な斜面を滑り降りる。途中からトラバースして御池駐車場には13時50分に戻った。
このところ悪天続きの春スキーだったが、今日は何とか天気が持ってくれた。感謝、感謝である。東北北部の今日の天気は雨、まだ寒気が抜ききれないので、おそらく鳥海山は雪だったと思う。燧の湯で汗を流して帰路へついた。(I.I)
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概念図 |
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