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No.4473 |
吾妻連峰・高山
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1804.8m三等三角点峰 |
山行種別 |
山スキー |
あづまれんぽう・たかやま |
地形図 |
吾妻山、土湯温泉 |
山行期間 |
2011年1月23日(日) |
コースタイム |
男沼入口(7:48)→不動湯十字路(8:00,8:05)→登山口(8:58,9:05)→フンドシ(10:38)→高山(13:05,13:40)→フンドシ(14:28,14:35)→登山口(14:59)→不動湯十字路(15:25)→男沼入口(15:38) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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不動湯十字路は雪の中 |
林道のゲート |
高山登山口から林の中へ |
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振り返ると所々にツアー標識がついている |
1024.7m三角点の先の急斜面をあがると一旦緩やかになる |
錆びた古い標識もある |
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フンドシには10時38分にのった |
薄日は射すものの天気はハッキリしない |
オオシラビソの樹林帯に入る |
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麦平には寄らないで高山へとルートをとる |
徐々に急になってて来た |
高山の山頂にある反射板 |
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麦平に寄らないで登ってきたコースを降りる |
フンドシを過ぎて林間の切り通しへ |
緩斜面だが適当に滑ってくれる |
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kaさんの快調な滑り |
相棒のsaさん |
ここまで来ると登山口も近い |
行動記録 |
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久々日曜日が休みになったので高山の計画を立てたものの、2週間前に再発した腰痛が思わしくない。登れる自信もなかったが、途中リタイヤ覚悟で出かけることにした。
一緒に登る予定だったkuさんが家庭の用事で早めに帰らなければならなくなり単独で早出することになった。ラッセルしておいてくれると言うのでお言葉に甘えることにした。軟弱組には願ったり叶ったりである。
福島を6時に出発し、不動湯十字路を7時には出ようと考えていたが、事前調査と異なって、林道は除雪されていなかった。昨年も除雪それていなかったのだから当然と言えば当然である。それでも林道は男沼にワカサギ釣りに行く人たちが車を乗り入れていて、男沼まで最短の入口までは車で入ることが出来た。しかしきちんと除雪してあるわけでもなく、駐車する場所を確保するまでに1時間近くかり、女沼の手前の駐車場から歩くのと比較すると、時間的には余計にかかってしまったようだ。今度、時間があるときに最短で高山の登山口へ向かうルートをリサーチしておくことにしよう。
先行しているkuさんのトレースを忠実に進む。どうもショートカットのルートを探しながら歩いているようで右の林に入っているが、結局不動湯十字路に戻っていた。思い切って700m標高点の少し北側を目指して真っ直ぐ進んだ方が良いかもしれない。10分ほどで不動湯十字路に着いた。
不動湯十字路から林道に入るとすぐにゲートがある。通年閉鎖されているので夏でも歩く。不動湯は冬期休業たが、3月末になると営業準備のため除雪されるので、春スキーの時期は十字路までは車を乗り入れることが出来る。
林道は途中ショートカットしながら進み、高山登山口には8時58分に着いた。不動湯十字路から50分ほどの道程である。ここから登山道へと入る。雪はしっかりと着いていた。塩ノ川への登山道から直角に左に折れ1024m三角点のある尾根へと登っていく。道の左に土塁あり右は雑木になっている。
1024.7m三角点の手前から緩やかに右に入ると急斜面にぶつかる。少しの登りで道は再び緩やかになる。まわりはブナの原生林、高山にいることが実感できる場所だ。
コースはある程度の幅で開けていて、ここが夏道であることがわかる。振り返って後ろを見ると「高山〜土湯温泉」のツアー標識がべた打ちしてあるのを見ることが出来る。
フンドシには10時38分に乗った。風は無く思ったより穏やかな天気だ。それでも午後からは雪に変わる予報である。なかなか距離が進まない。オオシラビソの林の中で小休止を取る。時間はすでに11時30分、こんな調子で山頂まで行けるのだろうかと心配になってくる。
kuさんのトレースを追っていくと麦平へと向かわないで直接高山へ取り付いている。確かにその方が早いようだ。しかし軟弱組はここからペースダウンしてしまう。kaさんたちに先に行ってもらいロートル組はゆっくり登らせてもらうことにした。休み休み何とか山頂にたどり着いた。
予想していたよりも穏やかな天気に山頂直下でゆっくりと休憩し、滑降の準備にかかる。下りは登ってきたルートを降りるか、所定のツアーコースを降りるか迷ったが、登ってきたルートは荒天時のエスケープルととして使えそうなので調査も兼ねて麦平へは寄らないで降りてみることにした。
急斜面のツリーランだが滑りモードになれば年齢も関係なく一気に滑り降りる。登山靴のonさんも今日は遅れないでついて来る。深雪なので一旦転倒すると起きあがるのに時間がかかるが、こんな時でもonさんはすぐに立ち上がる。「経験が違いますから」の一言に妙に納得してしまう。
樹間の狭い急な斜面から解放されると的場川の右岸の尾根に入る。ここまで来ると樹間は広くなり滑りやすい。途中から麦平から滑ってきたべっなパーティのトレースと合わさり、さらに滑っていくとフンドシに着く。登るときに2時間30分もかかったのに下りは40分もかからないで降りてしまった。
フンドシで少し休んだ。時間は14時30分を過ぎ、雪が降り出した。先は長いので急ぐことにしよう。登ってきたトレースがあるので大きく逸れないように林の中を自由に滑っていく。登山口には14時59分に着いた。あとは林道を滑るが、前の人のトレースがあるので良く滑り、楽をさせてもらう。不動湯十字路を過ぎ、ゆるやかな登り返しで、車を置いてきた男沼入口まで林道を進み、15時38分に山行を終えた。先行して先に下山していたたkuさんの車がスタックして、脱出に1時間ほどかかり、結局帰りは全員一緒になってしまった。
先行し一人でラッセルしたkuさんは、この後インフルエンザでダウンしたとのこと。調子が悪いと言いながら一人でラッセルしてしまう体力は何とも凄い。頼りになる存在だ。(I.I)
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概念図 |
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