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No.4587 |
吾妻山・西大巓
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1981.8m二等三角点峰 |
山行種別 |
山スキー |
あづまやま・にしだいてん |
地形図 |
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山行期間 |
2012年1月7日(土) |
コースタイム |
グランデコ(9:20)=ラベンダーコースゲレンデトップ(9:48,9:58)→西大巓(11:58,12:23)→メリッセコース途中(13:40)→グランデコ・スキーセンター(14:09) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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スキー場トップから歩き始める |
山頂手前のピークは左を捲く |
放射線量の調査もする |
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ボードの人も多い |
西大巓の三角点は埋まっていなかった |
南西斜面のオープンバーン |
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雪は少ないが滑るに支障はない |
ようやく青空が見えた |
グランデコから西大巓を振り返る |
行動記録 |
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年末から寒気は入るものの、雪か降ってくれない。安達太良山などは例年の半分にもならない。雪が降っているのは日本海側と山形県なので、吾妻山だったら何とかなるだろうと思って西大巓へ出かけてみた。
福島をゆっくり出発しグランデコへ着いたのが9時少し前だった。ゴンドラとクワットリフトを乗り継いでゲレンデトップへと降り立つ。早速、放射線量を計測すると0.043μSv/h、原発事故が発生する以前の福島市の数値と同じである。思わず深呼吸したくなる。
シールを着けて登り始める。先行パーティがいてトレースが着いているので楽をさせてもらう。雪は例年よりも少なく灌木は隠れていないが、まずまずの積雪量だ。雪はちらつくものの、風もなく穏やかな天気の中を登っていく。すぐに山スキーの先行パーティに追いつき、次にボードの単独行の方と、スノーシューの登山者に追いつく。いつの間にか前後して歩くようになり。大パーティになってしまった。ラッセルは深いものの気温が低いので、あまり重く感じない。山頂手前のピークは南側トラバースするように捲いてオープンバーンに出てから尾根に出た。
ここまで来れば山頂は近い。ほぼ12時に西大巓に着いた。いつもだと、先だけが辛うじて見える三角点も今年はそっくり顔を出している。本当に積雪量は少ない。追い抜いてきたボーダーの人も登ってきた。雪が沈むのでスノーシューの登りはきつかっただろうと思う。皆さんお疲れ様でした。
山頂での放射線量は0.031μSv/h、雪が放射能を遮断してくれているようだ。山頂は雪が舞い散るイマイチ天気で風は無いものの見晴らしは無い。南側の斜面で昼食を取った。
25分ほど休んでから滑降にかかる。尾根からオープンバーンに出るがホワイトアウトで滑るのを躊躇するが、待っても変わりそうもないのでスタートする。小野川不動沢の源頭を滑り降りる。もっと雪が多いと快適なのだろうが贅沢は言えない。一瞬だが青空が見えた。
最初からこの天気だったら楽しかったろうに、下降を続け最後はメリッセコースの中間点にトラバースして入り込んだ。もう少し下までツリーランをしてもゲレンデには戻れそうである。ゲレンデを滑り降りスキーセンターには14時09分に着いた。振り返ると西大巓、西吾妻山は相変わらず雪雲に覆われていた。インフォメーションへ下山報告をすませ帰路につく。(I.I) |
トラック |
登り=赤 下り=青 |
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