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No4912
東吾妻山
1974.7m三等三角点峰
山行種別 山スキー
ひがしあづまやま 地形図

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山行期間 2014年2月1日(土)
コースタイム 井戸尻川・車駐車地点(8:34)→林道入口(8:39)→休憩・1407m標高点(10:42,10:51)→アンテナ(12:53)→東吾妻山(13:22,13:37)→休憩・1911m標高点(13:57,14:10)→井戸尻川・車駐車地点(16:03)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
林道からスキーをつけて歩き始める 蒲谷地には別荘が多い 蒲谷地の配水施設
林道も雪に埋もれている カラマツの造林地が続く 井戸尻川からの林道も近い
1911m標高点手前にあるアンテナ 山頂手前の1910m台地 一切経山が見えてきた
眼下に見える吾妻小富士 三角点のある山頂は目の前 東吾妻山頂
ひと滑りで1910m台地 まずまずの雪質 まだ雪が少なくうねりが多い
カラマツ林の中の作業道を滑る 林道で後続を待つ 日が陰り始まる

行動記録
 蒲谷地から東吾妻山を往復する計画を立てた。このコースは1910m台地までは風がある日でも比較的穏やかで、体力にあわせて途中から引き返すこともできる。国道115号線・木地小屋からレークラインに入り、蒲谷地へと向かう。車は井戸尻川の橋のところが除雪され3〜4台ぐらいは駐めることができる。
 身支度をしてスキーを担ぎ5分ほど先へ進むと、除雪されていない林道入口に着く。ここでスキーをつけて歩き始める。右に別荘地を見ながら林道を進むと、蒲谷地の水道施設が左に出てくる。さらに行くと林道は小沢を渡る。今日は珍しく先行パーティが2パーティいた。いつもは林道を素直に登って行くのだが、トレースはシートカットで最短ルートを取っている。せっかくルートを作ってもらったのでトレース通りに登ることにした。どちらを登ってもかまわないが、傾斜が緩いだけ林道の方が楽かもしれない。
 林道の奥はカラマツの造林地になっている。1260m標高点のある左の尾根に沿って登って行く。10時26分、歩き始めて2時間弱で井戸尻川から伸びている林道とクロスする。この後、緩やかに進むと1407m標高点の雪原になる。斜面手前は風もなく絶好の休憩ポイントだ。
 この先、ルートをどこに取っても良いが、1605m標高点、1911m標高点と結んで、帰りに滑りやすそうな斜面を登っていく。今日はカメチームなので、斜面をゆっくりと登って行く。アンテナ到着は12時53分、ちょっとのんびりし過ぎの感じはするが、しかたがない。山頂まではあと30分はかかりそうだ。2人組の先行パーティの方は1911m標高点手前で昼食休憩が終わり出発準備をしているところだった。挨拶してから山頂を目指す。背の低い木々の間を縫うように進み、林が切れる東側に回り込んでから山頂へと向かう。目の前に一切経山、眼下に吾妻小富士が見える。好天は期待していなかったが、風も弱く高曇りだが見通しも利いて、今の時期としては恵まれた天気と言える。
 山頂には13時22分に着いた。予定よりだいぶ遅れている。南東斜面に戻ってシールを剥がし、滑降に移る。春は気にならないのだが、木々の間のうねりがひどく滑りづらい。下りもカメチームはゆっくりだ。離れないようにメンバーがそろうのを待ちながら高度を下げる。林道を過ぎて右の滑りやすい斜面に入るが、徐々に木々の間隔が狭くなってくる。カラマツ林になると作業道も近い。途中から1137m標高点の尾根から来る作業道に出たら、道沿いに滑る。ショートカットして滑る手もあるが、カメチームは道沿いの方が滑りやすい。林道に出た頃には日も陰り始まった。蒲谷地の井戸尻川の駐車地点に戻ったときには16時を回っていた。
 このコースは足並みがそろっていれば、登り4時間、下り1時間30分もあれば十分往復できる。急斜面もなく、体力にあわせて途中で引き返すこともできるので、初心者の山スキー練習には良いかもしれない。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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