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No4951 |
稲倉岳
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1554.1m三等三角点峰 |
山行種別 |
山スキー |
いなくらだけ |
地形図 |
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山行期間 |
2014年4月26日(土) |
コースタイム |
七曲(7:42)→堰(8:49)→小休止(9:51,10:07)→稲倉岳(13:19,13:50)→堰(16:02,16:21)→滑降終了(16:35)→七曲(17:10) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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七曲の堰のところに車を置く |
七曲の道を歩く |
途中寄り道をして龍王大権現へ |
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雪はすっかり姿を消していた |
標高550mあたりで雪が出てきたのでスキーを履く |
堰から藪をこいで尾根に出る |
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日本海をバックに登り続ける |
新山を正面に望む |
山頂から蟻ノ戸渡を覗き込む |
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快適な斜面が続く |
ゆっくり滑るTさん |
調子のでないsaさん |
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スキーが履けるのもここまで |
ショウジョウバカマ |
キクザキイチゲ |
行動記録 |
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稲倉岳の春スキーは標高が低いこともあって4月中旬が最後かと思うが、多少の藪こぎを覚悟すれば連休までは可能かと思う。最初の計画では、1日目に稲倉岳を滑り、2日目に中島台から新山を往復するつもりだったが、いつも行動を共にしているSさんが急に仕事が入り行けなくなった。山行を中止しようかと考えていたところ、Tさんとsaさんが行きたいとのことで予定通りに出かけることにした。
稲倉岳へ登るには横岡から林道を七曲まで車を乗り入れる。4月の早い時期だと雪解けが進まない時は途中から歩くことになるが、さすがに連休になると雪は無い。当然、藪こぎは覚悟しなければならない。林道から七曲の参道(堰の管理道)を登って行く、道の両側にはキクザキイチゲが花を付ける。途中、龍王大権現に寄り道して尾根に乗るが雪は無い。標高550mあたりまできて初めて雪が出てきた。数日前のスキーのトレースも残っている。これだったら何とか雪を繋いで行けそうな感じである。堰までは雪が繋がっていた。ここから左の尾根に取り付く。最初の藪漕ぎは予想していたので覚悟して入る。Tさんとsaさんは残雪期の藪漕ぎが慣れていないこともあって悪戦している。尾根に乗るまで、ほんの少しなのだが40分ほど費やしてしまう。この調子で山頂まで行けるかどうか不安になるが、尾根に出ると雪は繋がり歩きやすくなった。
後続の2人はバテないようにマイペースで歩いてもらう。天気も良く焦って登ることもないだろう。11時15分、ようやく唐吹長峰からの尾根を合わせる。計画だとこの時間には稲倉岳の山頂に着いていなければならない。2時間ほど予定より遅れている。下りで多めに時間を取っているので遅れは取り戻せるだろうと計算する。風も無く穏やかな時間が過ぎて行く。所々で後続を待ちながら高度を上げ、稲倉岳には13時19分に着いた。後続を待って滑降に移る。時間も競ってきたので急いで下ることにする。稲倉岳の大斜面はすばらしいゲレンデだ。雨で多少溝はあるものの滑るに支障はない。堰まで30分もあれば下れるのだが、体力を使い果たしたsaさんが足が攣って滑ることが出来ない。休み休み降りることにした。標高958m地点まで1時間、堰までさらに1時間20分ほどかかった。堰の手前でスキーを脱いで藪漕ぎをしたが、堰から再び雪が出てくるので標高550m地点まで雪を繋いで滑った。ここからスキーをザックに付けて歩きに切り替える。30分ほどかけて七曲を下ると車を置いてきた堰のある林道・七曲分岐に戻った。登りで2時間、下りで1時間半ほど予定をオーバーしてしまった。体の調子が悪ければ予定通りにはいかず、必要によってはビバークしなければならなくなるときもある。これらの判断も勉強の内である。良い経験をさせてもらった。下山後は麓の鶴泉荘(かくせんそう)で汗を流し、翌日どうするかを話し合った。計画では中島台レクレーションの森から千蛇谷を往復する計画だったが、今日の調子からしてあっさりと諦め、コースを祓川に変更することにした。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
より大きな地図で 2014.04.26_稲倉岳 を表示
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