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No5041 |
焼山・栂森
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1359mピーク |
山行種別 |
山スキー |
やけやま・つがもり |
地形図 |
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山行期間 |
2014年12月29日(月) |
コースタイム |
後生掛温泉(8:25)→国見台トラバース(9:53)→コル(10:16)→栂森(10:40,10:47)→コル(11:11)→国見台(11:26,11:54)→後生掛温泉(12:37) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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後生掛温泉から橋を渡って取り付く |
急斜面を登ると温泉の建物が眼下になる |
既に立派なトレースが出来ている |
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風も無い穏やかな林間 |
標高1200m辺りから少しガスが出てきた |
国見台の北斜面をトラバース |
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コルに出て栂森を目指す |
思いのほか風が無く視界もある |
栂森と1350mピーク |
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栂森山頂からの焼山 |
国見台へと登り返す |
国見台山頂で昼食休憩 |
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国見台の斜面は滑るにはほどよい斜度 |
上部はウインドパック気味だが下部はパウダー |
温泉裏の急斜面を滑り降りる |
行動記録 |
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29日は秋田焼山へと登る。計画書では焼山山頂を目指すことにはしていたが、良くて栂森まで、もしかすると国見台までということもあると考えていた。昨年は栂森を目前にしながら強風とホワイトアウトで、毛せん峠で行動を断念して引き返している。とにかく行けるところまで行こうと出発することにした。パーティーは1日遅れでやってきた2人を加えての8人。今シーズンのスキーはこの日が初めてというメンバーもおり、時間も比較的余裕があるのでゆっくり登ることにしよう。
国見台へ向かうには、建物のすぐ裏手が登り口になる。1本橋を渡って斜面に取り付くのだが温泉の湯気で足元が見えにくい。窓から宿泊のおっちゃんとおばちゃんが見送ってくれる。
急斜面を登っていくと後生掛温泉の建物が眼下になっていく。ゆっくりのスタートでもあり既に立派なトレースが出来ていたのでありがたく利用させてもらう。
風も無い穏やかな林間を登る。ラッセルせずにサクサク登っているだけなのに汗が噴き出てくる。標高1200m辺りから少しガスが出てきた。国見台の北斜面をトラバースして巻く。国見台の山頂へはスキーやスノーシューのトレースが何本も付いていた。しかし、トラバースすると、それらもすぐ見えなくなり我々だけでのラッセルになった。コルに出てから栂森を目指す。思いのほか風が無く視界もある。昨年に比べれば好条件で儲けた気分になる。
10時40分、栂森山頂に到着。焼山の山頂までは栂森より直線で1.2kmだが、今日は帰宅日でもあり栂森までの行動とした。下りは毛せん峠の表示板を確認してから、コルまでは短い斜面だがシールを外してひと滑りする。上部はウインドパックだが下部はパウダーである。
コルで再びシールを貼って国見台へと登り返す。国見台山頂も風が無く穏やかなので昼食休憩とする。国見台の斜面は滑るにはほどよい斜度で楽しめるが雪崩には要注意の斜面でもある。既に先行者のシュプールが何本かあった。ここも上部はウインドパック気味だったが下部はパウダーを味わうことが出来た。
国見台の滑りを楽しんだ後は、登ってきたルートを戻るのだが、あまり斜度がないのでスキーが止まらないようにトレースを外さないように滑り降りる。最後のハイライトである温泉裏の急斜面を滑り降りると本日のツアーも終了となる。
最後にひと風呂浴びて帰途についた。条件が悪くなければ栂森までは今回のように半日コースである。厳冬期は国見台のパウダーが期待できるし、栂森から温泉までの緩斜面春スキーも楽しそうである。何といっても登り口までのアクセス時間がゼロというのは魅力だ。雪山で遊んで温泉に入りオンドル部屋で一杯やる。いやはや極楽極楽。あまりに快適で人間ダメになりそうである。(K.Ku) |
概念図 |
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国土地理院地図(電子国土web)で見る
トラック |
登り=赤 下り=青 |
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