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No5088
吾妻山・西大巓
1982.0m二等三角点峰
山行種別 山スキー
あづまやま・にしだいてん 地形図

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山行期間 2015年4月4日(土)
コースタイム 福島(6:00)→早稲沢・駐車地点(7:30,7:40)→早稲沢登山口(8:18,8:22)→支沢出合(8:20)→ 1375m標高点(9:40)→西大巓(11:35,11:50)→支沢出合(14:00)→早稲沢・駐車地点(14:20)=福島(17:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
早稲沢の林道終点 雪に埋もれた登山口の案内板 雪に埋もれた沢沿いの夏道
夏道から支沢を見る 幹に赤テープが巻かれていた 尾根はブナ林に変わっていった
1375m標高点から見る西大巓 オオシラビソの森に変わっていった 西大巓への最後の登り

行動記録
 早朝に福島を出発し、7時30分北塩原村早稲沢に到着する。県道2号線から登山口に向かう林道に入ると奥の人家に曲がるところまで除雪してあった。周囲は、まだ1m以上の積雪で、ここからスキーを着けて歩き出す。
 8時18分、早稲沢登山口の駐車場に到着。沢と平行して続く夏道に沿って進んでいくが、山側から沢底の水流まで急な雪面になっていている。トラバースして進むのは危ないと思われたので、夏道沿いのルートは諦め、8時30分、左側(右岸)の支沢に入り、1375m標高点を目指した。しかし、沢は思いのほか小さく、奥も急そうなので、直ぐに右側(左岸)の斜面に取付き、尾根に上がった。スキーシールで登れる斜度の尾根であったが、所々雪が消えていた。
 カラマツ林の中を登っていくと、幹に赤テープが巻かれた木が所々見つかる。積雪期に登られている尾根なのだろう。さらに高度を上げると、尾根の右方向に視界が開け、大早稲沢山も見えてくる。カラマツ林にブナが混じり始める。やがて平坦な台地となり、9時40分、1375m地点に到着。ここから西大巓が見通せる。
 いったん下るとブナの巨木の雪原である。なかなか見られない素晴らしい眺めである。気が付くとスキーのトレースが続いている。数は少なくても入山者がいるのだろう。山頂への雪面を登っていくと、ブナの森にダケカンバが加わり、やがて、大きなオオシラビソの森と代わっていく。11時、シールは外して滑走準備をしているスキーヤーに出会う。グランデコスキー場トップからトラバースして来たとのこと。これから百貫清水、大早稲沢山を経て早稲沢に向かうのだそうだ。
 再び、山頂を目指して登り続ける。徐々に木が混んで、うねうね波打った雪面になる。山頂は近い。最後の頑張りで登りきると11時35分、西大巓に到着。帰りは、ほぼ往路を滑走する。快適である。
 1375m地点は右斜面を回り込んでパスする。尾根の末端は雪が切れていたので、途中から右手の沢に入り、沢の中を下った。早く下りられたが、沢の中は良くなかった。14時、沢出合いに到着。林道上を滑り14時20分、駐車地点に到着した。(K.S)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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