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No5108
月山 1979.8m一等三角点峰
山行種別 山スキー
がっさん 地形図

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山行期間 2015年4月26日(日)
コースタイム 姥沢駐車場(8:56)→月山リフト乗り場(9:11,9:22)=リフト終点(9:34)→四ツ谷川源頭(9:43,9:48)→牛首(10:30,10:40)→鍛冶小屋跡(11:21)→月山(11:40,12:04)→鍛冶小屋跡(12:18)滑降開始(12:42)→四ツ谷川源頭(12:50,12:54)→姥ヶ岳(13:25,13:40)→装束場(14:02)→ネイチャーセンター(15:03)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
姥沢駐車場を出発 月山リフト乗り場へ向かう リフトで標高1550mまで運んでもらう
リフト降り場 月山スキー場も賑わう スキーを持って歩き出す
四ツ谷川へ一旦滑ってから牛首へと登り返す 鍛冶小屋跡への登り 鍛冶小屋跡にある鍛冶稲荷神社のお地蔵さん
月山の山頂が見えてきた 月山神社 月山の一等三角点
鳥海山もきれいに見える 下り始めると正面に朝日連峰 四ツ谷川へ滑り出す
今シーズン山スキーデビューの黒○くん 四ツ谷川源頭から姥ヶ岳へと登り返す 姥ヶ岳の山頂
姥ヶ岳の山頂標識 藪を越えて滑降地点へ 湯殿山とのコルへ滑り出す
快適な斜面が続く コル・装束場から湯殿山の斜面を見上げる ブナ林の緩斜面
石跳川には重機が入っていた 石跳川が顔を出す ネイチャーセンターへ到着する

行動記録
 今年は雪の消えるのが何処でも早いようだ。月山も例外ではなく、山頂部は神社が姿を現し、三角点も出ていると言う。どこまで滑れるかはわからないが、出かけてみることにした。
 朝、福島を出発しネイチャーセンターへ車を1台デポしてから姥沢へと向かった。姥沢では、すでに駐車場が有料になり500円を支払った。もう夏山と同じである。スキーを担いで月山リフト乗り場へ移動する。登山計画書を提出してリフトに乗り込む。リフト料金は1回580円で、標高1550mまで運んでもらえる。リフトを降りたらスキーを背負って四ツ谷川が見えるところまで登り、すぐに滑降を開始する。一旦滑ってから牛首へ登り返すのだが、トラバースするよりは時間的にもこの方が早いようである。
 四ツ谷川の源頭でシールを付けたら牛首へと登り返すのだが、時間にして40分ぐらいだろうか。太陽が照りつけ汗が噴き出す。牛首で10分ほど休んでから鍛冶小屋跡への登りにかかる。今年は雪が少ない。鍛冶小屋跡の斜面は途中の標高1850m付近で途切れてしまった。スキーをデポして山頂へと向かう。スキー兼用靴なので石の上は歩きづらい。
 稜線に出ると風は強い。風を避けることが出来るのは頂上小屋と神社の石垣の脇だが、月山の三角点まで行くと風が当たらなくなった。それではと山頂で昼食休憩を取ることにした。好天にも恵まれ、山頂からの眺めは最高である。鳥海山も目の前に見える。北月山荘へ肘折、本道寺へのルートも確認できる。20分ほど休んでから下山にかかる。鍛冶小屋跡へと向かうと正面に朝日連峰が見渡せる。
 鍛冶小屋跡から一段下がったところから四ツ谷川の源頭へと滑降を開始する。雪質は悪くないのだが雪面には雨溝が出来ていて滑りづらい。振り返って見上げると、四つ谷川の左岸の斜面が白い雪が残っていた。どうもそちらの方が滑りやすかったようである。最後は右側へトラバースしながら高度を下げ、姥ヶ岳へと登り返す。いつもの姥ヶ岳手前のコルからの滑り出しのポイントには雪が無い。山頂から藪漕ぎして雪面に入るしか無さそうである。姥ヶ岳の山頂でシールを剥がし休憩する。
 山頂から東斜面を少し下ると雪が出てきた。スキーを付けて滑り出す。途中2カ所ほど雪が切れ始まった。この斜面も今週で終わりのようである。湯殿山とのコルである装束場へ向かって一気に滑り降りる。快適なオープンバーンだ。気分良く滑り降りたのは良かったが、コルの手前で急にブレーキがかかった。滑走面を見ると、黒い粘着質のものがこびり付いている。後でいろいろ聞いてみたら、ブナが芽吹く際に飛散する殻のようなものらしい。シールを付けたままで滑降するよりも滑らない。いつもであれば石跳川はネイチャーセンターまで15分もあれば滑り降りるのだが、1時間もかかってしまった。リムーバーがあれば何とかなったのだろうが、今年の春はリムーバーとワックスは必需品か。15時03分、何はともあれ無事に山行を終了した。姥沢に置いてきた車を回収し福島へと戻ったが、全員の滑走面をクリーニングするのに、リムーバーを半分も使ってしまった。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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