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No5230
蔵王・刈田岳
1757.8m三等三角点峰
山行種別 山スキー
ざおう・かっただけ 地形図

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山行期間 2015年12月13日(日)
コースタイム すみかわスキー場(6:10)→ゲレンデトップ(7:01)→大黒天(7:38)→斜面取り付き(8:08)→刈田岳(8:50,9:25)→すみかわスキー場(9:48)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
あとみゲレンデはブッシュが出始めていた 観光道路を歩く(正面が刈田岳) 大黒天
ようやく雪が繋がっている 斜面に取り付く  ブッシュはあるが登ることが出来る
井戸沢源頭部 尾根にはトレースがあった 刈田岳避難小屋
山頂に到達 朝日連峰がクッキリと見える 山頂の神社

熊野岳
避難小屋直下の斜面 途中まで滑り見上げる
雪上車が上がってきた 井戸沢源頭部全景 上部の滑降ライン

行動記録
 先週以降雪が降るどころか気温が上がり、標高2000mでも雨が降った様子。まったく期待は出来ないが、動かないことには始まらないと思い、山に向かうことにする。月山という話しもあったが、色々あって結局単独で先週と同じ刈田岳になった。予報では朝のうち晴れるようなので、早起きして半日プランとしよう。
 1週間前と違いエコーラインは乾燥路面。駐車場も地面に雪はまったく無い。しかし、観光道路には雪があるので、すぐスキーで歩き始めることが出来る。いつものように観光道路を歩き、あとみゲレンデを登ってゲレンデトップへ。あとみゲレンデは雪が解けたせいで、あちこちブッシュや岩が顔を出している。カリカリの斜面を登っているうちに日が昇ってくる。ゲレンデトップを横切り再び観光道路へ。風も無く青空で気持ちが良い。エコーラインに出て大黒天でちょっと休憩。五色岳の斜面に雪は少なく、土色ばかりが目立つ。
 ずっとエコーラインを歩く覚悟で進んでいく。井戸沢横断部の400mほど手前で、斜面の沢筋にトレースがあるのに気付いた。スノーシューとスキーのトレースだ。ややブッシュがあるがダメ元で登ってみる。ブッシュを右に左に避けながら登る。それほど苦労せずに剣が峰の稜線に到達。何箇所か地面が出ているところを迂回はするが、そのまま稜線を登っていく。結局、ほぼ刈田岳の山頂までスキーで歩けてしまった。山頂でゆっくり朝食とする。ほぼ無風で素手になっても冷たくはない。陽が当たるとポカポカ暖かい。気温はプラスに近づいているようだ。
 下りは井戸沢源頭を滑ることにした。中間から下の方はブッシュが出ているので、右へトラバースして逃げることにする。気温が上がり雪が少し緩んでいるので、思ったよりも滑りやすい。下部はちょっとブッシュがうるさかったが特に問題なし。下山はほぼノンストップでスキーを走らせると、呆気なく駐車場に着いてしまった。休憩時間を除けば3時間ほどで刈田岳を往復したことになり、あらためてスキーの機動力を実感する。刈田岳を見ると予報どおり雲がかかり始めている。晴れている時間帯で山行を終えられたことに満足である。(K.Ku)

ルート ルート=赤

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