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No5239
安達太良山
1699.7m二等三角点峰
山行種別 山スキー
あだたらやま 地形図

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山行期間 2015年12月27日(日)
コースタイム あだたら高原スキー場駐車場(7:54)→ゴンドラ終点(9:45)→仙女平分岐(10:37)→本山(11:46)→峰ノ辻(12:49)→勢至平分岐(13:51)→八の字(13:58)→あだたら高原スキー場駐車場(15:00)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
駐車場よりシールを付け出発する 最初は登山口である馬車道を登る アルタイルコースを直登する
前方に見えるのがゴンドラの山頂駅 仙女平 1600m付近は完全なホワイトアウト
山頂基部で写真を撮っていただいた 峰ノ辻に到着するが風が強い 勢至平の灌木と起伏に苦戦して転ぶ渡○くん
勢至平分岐に到着 烏川橋に到着 無事駐車場に帰ってきた

行動記録
 1月の訓練合宿の予定は安達太良山である。今年は雪が降らなくて予定通りに安達太良山でできるかどうか不安な状態である。合宿の下見を兼ねて計画を立ててみた。当日の天気予報は年に何回かしかない寒波がくると報じており、また風も強いようだ。メンバーには初級者もいるため、あまり無理せず途中敗退も視野に入れながら進むことにした。
 当日、あだたら高原スキー場の駐車場に到着したところ、雪は降っていたが、思ったより風が強くない。荒天の際の計画も考えていたが、当初の計画どおりゴンドラ終点から本山に進み、勢至平から戻るコースを取ることにした。シールを付け、奥岳登山口から登山道を進む。ゴールドラインリフト乗り口付近からスキー場のコース内を横断し、アルタイルコースの端を直登する。途中ツボ足の登山者とすれ違った。話しを聞くと尾根は風がないらしい。ラッキーである。今シーズンも運転していないゴンドラの終点直下の急こう配で柏○くんが少し手こずっていたが、なんとか尾根に乗ることができた。確かに尾根に乗っても風は少なく、風がないうちに本山にたどり着きたいものである。
 新雪は脛と足首の間くらいの深さで、交代でラッセルをする。仙女平分岐を過ぎると少し風が強くなり、1,550m付近でゴーグルなどを装着し風対策を整える。1,600m付近にくると風で雪が舞い、ホワイトアウトになってきた。みんなに離れないよう指示する。山頂に着くとすでにツボ足の1パーティが到着し写真を撮っていた。話しを聞くと勢至平方面より登り、ゴンドラ終点側に抜けるようだ。峰ノ辻付近の風の状況を聞くと全く風はないという。予定では牛ノ背を行く予定であったが、山頂付近は風が強いので牛ノ背を通らないで烏川源頭方向に下り峰ノ辻へ向かうこととした。
 烏川源頭付近は風が強くホワイトアウトで雪がついているかどうか確認できない。とりあえずシールを付けたままボウルを下ることにする。一部岩や低木が雪面から頭を出している箇所がありひと苦労する。先ほどのパーティの情報とは裏腹にボウルを下っても風がかなり強い。また自分を含め何人かのゴーグル内部が凍ってしまうアクシデントもあり、全く前に進まない。そのうち途中雪が切れ、岩が出てきたため、板を背負ってツボ足で烏川源頭まで下った。そこから峰ノ辻までシール登高で登り、峰ノ辻でお昼とする。今までの経験上、峰ノ辻まで来れば比較的風も弱まるのだが、今日はやけに風が強くて落ち着いた昼食とはいかなかった。手早く昼食を済ませ、準備をして滑走を開始する。
 まず勢至平分岐への登山道を若干はずれ、篭山方向へ進路をとる。篭山を過ぎたあたりから登山道へとコースを取り、登山道に乗ったらそのまま登山道のラインを進む。勢至平はまだ灌木類が雪に埋もれておらず、渡○くんと自分は木にぶつかったり、雪面の起伏で転んだりしながら進んだ。柏○くんと大○さんはスムーズに滑って行く。さすがに勢至平の後半部は風も弱くなり、一息つくことができた。13時51分、勢至平の分岐に到着したら、くろがね小屋からの道を合わせ馬車道を滑走する。
 八の字分岐から馬車道に進まずに旧道を下る。しかし、雪が少ないため起伏が酷く、滑走に悪銭苦闘する羽目になってしまった。途中でメンバーは馬車道組と旧道組に分かれ、互いの様子を見ながら下る。烏川橋からは板を外しツボ足でスキー場のペガサスコース上部まで歩いた。ここで板を装着しコース内を滑走。駐車場へ到着し山行終了とした。
 冷え切った体を癒すべく新しくできたばかりの「奥岳の湯」に入ることにした。奥岳の湯は入口から入るとすぐにカウンターと券売機があり、入浴料は大人は600円である。温泉は内風呂と露天風呂があるのだが、もう風雪には当たりたくないので内風呂浸かりゆっくりと身体を温めた。(S.Su)

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