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No5230 |
吾妻山・大根森
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山行種別 |
山スキー |
あづまやま・だいこんもり |
地形図 |
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山行期間 |
2015年12月31日(木) |
コースタイム |
高湯ゲート(9:10)→スカイライン(10:06)→水飲場(10:15)→山鳥山(11:18,11:28)→井戸溝(12:00)→慶応吾妻山荘分岐(12:24)→大根森(13:02,13:20)→慶応吾妻山荘(13:40,14:15)→山鳥山(14:48)→スカイライン(15:25)→高湯ゲート(16:15) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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磐梯吾妻スカイラインの高湯ゲート |
登山口(積雪は約30センチ) |
一部地面が見えている |
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コナラなどの雑木林を登る |
スカイライン横断地点 |
いつも助かるルート布 |
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水飲場の小沢 |
山鳥山から家形山が見える |
管理人さんはいるようだ |
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井戸溝 |
橋の上流側で渡る |
山荘分岐 |
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定休日の看板? |
積雪は1mほど |
大根森に到着 |
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大根森から五色沼方向 |
北は栗子山塊 |
慶応吾妻山荘 |
行動記録 |
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吾妻山は2014年12月から噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)となり、火口から半径500メートルが警戒範囲とされ現在も続いている。さらに福島市は2014-2015の冬期間において、警戒区域より何キロも下にある3つの登山口(土湯、高湯、微温湯)からの入山禁止措置をとった。要するに積雪期は対処が難しいので、とにかく人は入れないようにするということらしい。しかし、春4月の磐梯吾妻スカイラインの開通とともに解除にしたものだから、それまでの規制は何だったのかという批判もあったようだ。さて、2015-2016の冬はどうなるかと思っていたのだが、今のところ半径500メートルのままであり、登山口からの入山規制は行われていない。以前のように冬でも自由に入ることが出来る。そんな訳で高湯からほぼ2年ぶりに登ってみることにした。なお、冬季は高湯からの入山が殆どと思われる。ちなみに、福島市が規制中でも山形側の米沢市はなんら規制しなかった。冬季に米沢側から入山し、火口付近まで至る登山者は非常に少ないためだと思われる。
今日31日は2015年の登り納めとして、吾妻高湯から五色沼を目指すことにした。磐梯吾妻スカイラインの高湯ゲート(標高830m)の少し手前に車を止める。他の車は無く積雪も少ないので駐車は容易。以前はたいがい数台の車が見られたが、噴火警報と入山規制の影響なのか、大晦日だからというだけでなく入山者自体が減少している感じがする。ゲート脇から入り登山口から登っていく。積雪深は30センチほどだが、一部で地面が露出している。
大人数と思われる新しいトレースがありラッセル無し。5人以上のワカンやスノーシューパーティーのようだ。吾妻スカイラインの横断地点での積雪深は約50センチ。水飲場の小沢はまだ埋まっていないが、スキーのまま渡ることが可能。天気もまずまずで足どりも軽くといきたいが、今日は体調が今ひとつでこれまでの最遅ペースで登る。目標は五色沼だったがはやばやと断念する。適当なところで引き返すことに決める。スキーで単独の若者が下ってきた。慶応吾妻山荘(KO山荘)に泊まったとのことで、今日は五色沼まで登っての下山だという。大人数のトレースは東海大緑樹山荘に向かったパーティーとのこと。
登るにしたがい徐々に雪は増えるがまだまだ少ない。井戸溝の単管パイプの橋はもちろん露出している。すぐ上流側で先行者のトレースにしたがい渡る。北斜面をトラバース気味に登っていくと慶応吾妻山荘分岐。この辺りの積雪深は約1mというところ。時間的にはまだ大丈夫なので右へと進む。トレースがあるので助かるが、なかったらここで引き返すところだ。やがて東海大緑樹山荘へと向かうトレースは右へと分かれていった。残ったのは半分埋まったワカンのトレースのみ。ラッセルとヤブにさらにペースは落ちたが、何とか大根森まで登り上げた。
大根森はいつものとおり雪が付いていない。風で飛ばされるのだ。五色沼までは標高で残り130mほどだが今日はここまでとする。シールを剥がして下山する。慶応吾妻山荘に立ち寄ると、管理人の大柿さんがお茶とコーヒーをご馳走してくれた。ありがたく頂き昼食を取らせてもらう。今日は泊まり客はいないのでひとりでの年越しになるという。さて下山だが結構手こずった。雪が浅いのでスキーを傷めるのを懸念し、下の方はスカイラインや斜面に入ったりした。しかし、シールを貼ってトレースを辿った方が楽だっただろう。いずれにしても雪が降れば問題は解消するのだが。(K.Ku) |
ルート |
ルート=赤 |
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