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No5245 |
安達太良山・迷沢
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鉄山 1709.4m四等三角点峰 |
山行種別 |
山スキー |
あだたらやま・まよいさわ |
地形図 |
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山行期間 |
2016年1月16日(土) |
コースタイム |
国道115号(9:44)→迷沢渡渉点(9:58)→北斜面基部(12:16)→鉄山避難小屋(13:44,14:17)→北斜面基部(15:12)→迷沢渡渉点(15:44)→国道115号(16:11) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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入山口の看板は全然埋まっていない |
仏沢に架かる橋 |
迷沢を渡渉する |
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作業道を辿る |
熊棚が目立つ木 |
雪が少なくて笹が埋まっていない |
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振り返れば中吾妻山と東吾妻山 |
日も差して気持ちがいい |
笹だらけの北斜面 |
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1450m以上では笹が見えなくなる |
左に箕輪山のピークが見えてきた |
小屋を目指す |
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鉄山避難小屋 |
プロペラの碑(シャクナゲの塔) |
笹ヤブバーンを滑る大◯さん |
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笹をものともしない川◯さん |
再び迷沢を渡る |
いつも出来る氷柱もまだ小さい |
行動記録 |
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安達太良山の迷沢は自分にとっても定番ルートであり、例年1月中旬から滑り始めることが多い。しかし、今年は暖冬による積雪不足でヤブが埋まっていないとの情報。山スキーにはまだまだの状況とは思ったが、それを承知で様子見に行ってみることにした。物好きといわれるだろうが、これが自分の性分だから仕方が無い。
いろいろハプニングがあり、集合場所の国道115号新岩弓橋手前の駐車スペースにはだいぶ遅れて到着。計画では国道115号の迷沢入山口から鉄山避難小屋までのピストンだが、ちょっと時間的に厳しくなった。状況により引き返すことにしよう。スキーで歩き始めたが予想以上に雪が少ない。かろうじて作業道を覆っている程度で、ストックで突くとすぐ地面に突き当たる。迷沢の渡渉箇所は当然埋まっていないので、注意して渡ったが1名転倒。幸い水には浸からなかった。しばらく道形を辿り沢の右岸沿いになったら、左手にやがて見えてくる1070mのコルへと急斜面を登る。
尾根に乗ると笹が突き出た平坦地となる。いつもならほとんど笹は隠れているのだが、今年は1m以上雪が少ないと思われる。歩くことに支障はないので笹の間を歩いていく。北斜面と呼んでいる斜面まで来たが、やはり一面に笹が突き出ている。さらに登ると標高1450m辺りから笹が見えなくなる。笹の背が低くなり雪に埋もれているようだ。そろそろ時間も気になるが、せっかく笹から解放されたのでもっと登ってみようという気になる。いつも標高1500m辺りから上では、風に叩かれたりガスに視界を奪われることが多いのだが、今日はほとんど風が無く視界もクリアーなのもその気にさせた。
踏み抜きや埋まっていない凹地形の通過が少し煩わしいが、ラインを選んでダイレクトに小屋を目指す。左手には箕輪山が近くに見えてきた。鉄山避難小屋には13:47着。時間的にはすぐ下山したいところだが、昼食がまだなので小屋内で取ることにする。昼食後に外に出るとガスがかかっている。ホワイトアウトではないが見通しは悪い。小屋から西へ進み、プロペラの碑を確認してから右に進路を振る。高度を下げていくと視界も徐々に良くなりひと安心。
いつもなら適度な斜度の北斜面は滑るのが楽しみなのだが、今日は笹が一面に突き出ていて滑りにくいことこの上ない。それでもメンバーは斜面に飛び込んでいく。滑った感想だが、案外滑ることが出来るしそれなりに楽しいと思えた。その後も笹ヤブスキーを続け、慣れてくるとこれはこれで楽しいと思えてくるから面白い。今日の雪は軽くてフカフカと良かったので、ブナの樹林帯も快適に滑降する。往路をトレースして下り、迷沢を渡ってからは板を担ぎつぼ足で車まで戻った。今日の迷沢はやはり我々だけだったようだ。こんな物好きな山スキーに付き合ってくれたメンバーに感謝。(K.Ku) |
ルート |
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