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No5256 |
大早稲沢山
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1425.0m三等三角点峰 |
山行種別 |
山スキー |
おおわせざわやま |
地形図 |
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山行期間 |
2016年1月30日(土) |
コースタイム |
不動滝入口(8:50)→ヘアピンカーブ(9:46)→大早稲沢山(13:18,13:30)→百貫清水(13:55,14:11)→不動沢の橋(15:20)→グランデコスキー場手前(15:41,15:54)→林間→道路(17:14)→不動滝入口(17:20) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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小野川不動滝入口となる林道の入口 |
小野川不動滝遊歩道の入口 |
ブナ林を行く |
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ブナの木に見つけた熊棚 |
熊棚 拡大 |
ブナ 着雪 |
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大早稲沢山 ブナ林 |
大早稲沢山に赤布を結えた |
百貫清水と看板 |
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百貫清水 |
小野川林道の登山口看板 |
小野川林道をスキー場に向かう |
行動記録 |
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昨年春に西大巓の西斜面を登高していてスライドしたスキーヤーが「これから大早稲沢山を越えて、早稲沢に向かう。」と言うのを聞いてから、この山がとても気になっていた。また、大早稲沢山に向かって小野川右岸に延びる尾根がなんとも魅力的であることに気付いたのは、グランデコスキー場からの帰り道「ここが不動滝遊歩道の入口だよ。」と聴いたのがきっかけだった。
1月30日の早朝、福島を出発して不動滝入口に着くと路肩の雪がブルで押してあり、駐車することができた。8時50分、不動滝入口より雪に埋もれた林道を歩き始める。直ぐに小野川に架かる橋を渡り、不動滝へ向かう遊歩道分岐をパスする。少しショートカットしながら林道を登って行き、標高950m付近のヘアピンカーブから尾根に取付いた。思い描いたとおりの、いや、想像以上の気持ち良い尾根である。
尾根の左右斜面は針葉樹の植林地であるが、峰の部分はブナやミズナラの広葉樹が帯状に続いている。静かな森の中、重めの新雪のラッセルで汗が噴き出してくるが誠に心地よい。特に迷うところも無く、10時57分、1133m標高点付近を通過すると、ルートは右に鋭角に曲がり、わたり廊下のような地形を伝って次の登りにかかる。
12時08分1275m標高点付近になるとカラマツ林に変わる。広く平坦、しかも窪みなどもあって少し複雑だ。この植林地を抜け急登にかかる。そして美しいブナの森である。やがて大早稲沢山に続く尾根に直角に合流する。北に進み、これ以上高いところが無くなったところでGPSを確認すると山頂であった。かたわらの枝に赤布を結わえ山頂の目印とした。
少し戻り、鞍部から小野川源頭に滑り込む。それほど標高差はないものの、なかなか良い斜面である。帰りのことを考え、今回はシールを付けたままとした。平坦部に降りて百貫清水を探すと雪面にぽっかりと開いていた。
帰りは、グランデコに向かって平坦な雪原を進むと、雪不足で埋まっていない支沢に行く手を阻まれ、標高1300m付近まで登り返すことになった。沢を渡ってさらに東へトラバースし、1291m標高点のある尾根を降りていくと小野川林道の登山口駐車場である。15時05分に到着。以後、林道上をスキー場に向けて歩く。トレースは無くラッセルである。不動沢に架かる橋を渡り、15時41分にグランデコスキー場の手前に到着。ゲレンデはすぐだが、林間を通って車をデポしてきた不動滝入口に直接戻ることにした。時間は思ったよりかかり17時20分に不動滝入口に着いた。(K.S) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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