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No5257
蔵王・不忘山
1705.0m三等三角点峰
山行種別 山スキー
ざおう・ふぼうさん 地形図

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山行期間 2016年1月31日(日)
コースタイム 白石スキー場(6:31)→ゲレンデトップ(7:14)→不忘山(9:36)→白石スキー場(11:11)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
ゲレンデを登る 山頂はガスで見えない 尾根に出ると風に叩かれる
1660m地点でスキーをデポ 不忘山山頂 ヤブをぬって滑る

行動記録
 31日は午後1時まで家に戻るという制約があったので、不忘山から南屏風、条件が良ければ東壁を滑降する計画とした。結果的には不忘山までのピストンとなった。風が強いことは予測していたのだが、上の方はガスがかかっていた。南屏風の壁もほとんど見えず、こう視界が悪くては滑降は危険と判断。南屏風岳まで登らずに手前のコルから権現沢への滑降も考えたが、やはり無理はしない方が良いだろう。雪質もウインドパックの急斜面では表層が割れて落ちる状況で良くない。また機会をうかがうことにして不忘山頂を踏んで下山することにした。
 スキーでは山頂まで登れないので1660m地点でスキーをデポしたのだが、その際に藤◯さんがスキーを1本流してしまった。傾斜の緩い南斜面の鉛沢源頭だったので、50mほど下ると岩に引っかかっていた板を見つけることが出来た。もし北斜面のコガ沢側に流してしまえば、300m以上下まで流されたかもしれない。自分も板を流したことがあるが要注意である。板を見つけられない場合はワカンで下山するしかなくなる。風に叩かれながら下山にかかる。なるべく滑ることが出来る斜面を見つけようと思うのだが、そう上手くはいかない。ヤブの間を縫って滑り、ちょっと迷走したがスキー場のゲレンデトップに出た。
 もともと不忘山は積雪量が多くないこともありヤブが多く、快適に滑ることの出来る斜面は少ない。それでも東斜面は広いオープンバーンになるのだが、温暖化なのか近年は積雪量が減少しヤブが埋まりきらないようになった。将来は山スキーの対象にならなくなるのではという懸念さえ出てきた。はたして将来はどうなるのだろうと思う。(K.Ku)

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