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No5305
月山・北月山荘
1979.8m一等三角点峰
山行種別 山スキー
がっさん・きたがっさんそう 地形図

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山行期間 2016年4月16日(土)
コースタイム
北月山荘(6:40)=姥沢(8:10)=リフト上駅(8:56)→山頂(10:50,11:20)→佛生池小屋(11:46,12:09)→御田原参篭所(12:30)→休憩(12:48,13:30)→三角峰(14:16)→林道(14:31)→北月山荘(14:43,15:00)=姥沢(16:40)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
北月山荘 姥沢駐車場 リフト上駅より歩く
本日のメンバー 化粧直しした月山 登っていくとアイスバーン
山頂は風が強い 続々と登ってくる 風に叩かれながら下降
前方に鳥海山が浮かぶ ブッシュが出ている 佛生池小屋を振り返る(後方はオモワシ山)
ブッシュを突っ切る 弥陀ヶ原の御田原参篭所 快適にクルージング
尾根筋を下降していく 1,170mで休憩 ツリーランを楽しむ
三角峰の急斜面 最後は林道を歩いた 下る予定だった斜面

行動記録
 先週の肘折ルートに続く月山ロングルート第2弾は北月山荘ルートで、自分は6年ぶり2回目となる。登り返しの多い肘折ルートと違い、月山にさえ登ればその後は下り一辺倒なので、体力的には比較的楽なルートでもある。とはいえ北月山荘に車をデポするのが少々厄介なのだが、山形の後◯さんの協力を得ての実施となった。当日出発の自分は午前2時半に起き、ほとんど高速を使わずに一般道を走って6時半頃には北月山荘に到着。大人数で北月山荘ルートへ向かう西川山岳会の柴◯さん達が既に集合していた。自分は乗ってきた車をデポして後◯さんの車で姥沢に向かう。なお、北月山荘の駐車場に停める場合は了解を得る必要がある。
 姥沢の駐車場で他のメンバー4人と合流しリフトに乗る。天気も上々で青空をバックに白い月山が映える。先週は黒さが目立った月山だが、少し雪が降って白く化粧直ししたのだ。山頂駅を下りたところで、一緒に歩かせて欲しいというゲスト1名が加わり7人で歩き出す。牛首までは快調に歩いて一息入れる。スキーアイゼンを持っているメンバーはここで装着。自分はいつものようにそのまま登ることにする。先週と違いガリガリのバーンで、スキーアイゼンを付けていない自分は途中から右に逃げた。稜線につく頃にはいつの間にか雲が張り出してきて風も強い。スキーを担ぐことなく山頂に到着し建物陰でメンバーを待つ。立つと風で飛んでくる雪つぶてが顔に当たり痛いほどだ。続々と登山者が登ってくるが、足もとがスキーの登山者は思いのほか少ない。
 メンバーがそろいシールを剥がして北へと滑り出す。高度を下げていくと風も弱まる。前方にはぽっかりと浮かんだように鳥海山が見える。稜線を滑っていくのだが、雪が少ないのでブッシュが露出しているところがある。仕方ないのでそのまま踏んだり迂回したりして進む。先行者2人のトレースがあるが姿は見えない。オモワシ山(1,828m)の山頂東斜面をトラバースすると佛生池小屋が見えてくる。風が少しあるが寒くは無いので建物脇で昼食とする。その間に柴◯さんパーティーが追いついてくるだろうと思ったが、来ないので先に進むことにする。鳥海山を常に前方に見ながら滑るのだが、このルートならではの眺めといえる。下からスキーで登ってきた単独男性と言葉を交わすと、北月山荘からスタートして山頂往復をするのだという。自分も来年やってみたいものだ。やがて広く平坦な弥陀ヶ原になり、その中に月山8合目の御田原参篭所がある。参籠所とは一定期間籠って神仏に祈る建物のことだが、ここは一般人でも宿泊ができるようだ。
 弥陀ヶ原から尾根筋を辿って下降していくが、あまり早く下りてももったいない。1,170m辺りで休憩することにした。東には神室連峰など、北西には海が見えている。日差しは暖かく風も無いので寝転んでゆっくりと寛ぐ。来た方を見ると10人ほどのパーティーが下ってきた。柴◯さんパーティーかと思ったが、現れたそのパーティーは関東の人たちだった。40分以上もゆっくりしたが柴◯さんは現れず先に進むことにする。尾根の西側をトラバースして進み、983m標高点からはツリーランを楽しめる。三角峰から鶴巻池へと下りるつもりだったが、うっかり右へ行き過ぎてしまい戻ろうと思ったときは既に遅しで、そのまま林道まで滑り降りた。林道の途中からは雪が無くなり、スキーを担いで北月山荘の下に到着。デポ車に6人が乗り込み姥沢に戻って北月山荘ツアーを終了した。(K.Ku)

概念図

ルート ルート=赤

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