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No5309
燧ヶ岳
 2346.2m二等三角点峰（俎嵓）
山行種別 山スキー
ひうちがだけ 地形図
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山行期間 ２０１６年４月２４日（日）
コースタイム 御池駐車場(7:27)→広沢田代(8:47)→熊沢田代(9:43,9:58)→８合目(10:48)→燧ヶ岳・俎嵓(11:17,11:59)→熊沢田代(12:16,12:20)→広沢田代(12:42,12:50)→御池駐車場(13:15)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
御池駐車場から登り始める 例年より雪は少なくヤブが気になる 広沢田代に上がると山頂が見えるようになる
広沢田代の標柱が顔を出していた 左側から熊沢田代に上がる 燧ヶ岳の斜面が良く見える
樹林帯を抜けオープンバーンを登る ようやく８合目まで上がって来た 後は会津熊ヶ岳の稜線
柴安嵓が見える 三角点のある俎嵓の山頂 山頂には２つの小さな祠がある
眼下に尾瀬沼を望む 一段下がって昼食休憩とした 気持ちよく滑る佐○さん
山スキー２年目の深○さん 眼下に熊沢田代を見ながら滑る 熊沢田代で小休止
熊沢田代から登山道側の斜面を滑る 広沢田代からの急斜面 御池駐車場へと戻り山行を終える

行動記録
　燧ヶ岳の春スキーは出発点となる御池駐車場の標高が1500mと高く、また北斜面なので例年5月連休過ぎまで滑ることが出来る。しかし今年は雪が少ない。いつもだと御池に入れるのは連休からだが、4月14日には冬期通行止めが解除になってしまった。入山した方からヤブが出てきたものの何とか雪が繋がっているとの話を聞き、雪が無くならないうちにと出かけることにした。
　御池駐車場には7時少し前に到着した。前日から駐車場にテントを張って泊まっていた人もいたようだ。身支度し、スキーにはクトーをつけて駐車場から登り始める。やはり例年になく雪は少なくヤブが気になる。広沢田代へ向けて急斜面に取り付くが雪が少なく苦労して登る。広沢田代までは普段であれば１時間もあれば登れるのだが、1時間20分かかった。今日のペースだと4時間近くかかりそうだ。斜面の左側から広沢田代にあがる。木々の頭が顔を出し、それを縫うように進む。すでに広沢田代の標柱が顔を出してている。
　次の熊沢田代は左の尾根に上がり、ピークの左側から巻くように登って行く。燧ヶ岳の山頂が見えると斜面の雪の付き具合もわかる。なんとか雪は繋がっていそうだ。風は弱いが、少しでも寒く感じないようにと熊沢田代で休憩をとった。熊沢田代から夏道沿いに登り始め、左の尾根の登りやすいところから取り付いて樹林帯を向けるとオープンバーンに出る。いつもだったら一面が雪なのに、夏の地形がそのままの形になって縦筋のように低木が顔を出している。ほぼ夏道沿いに登って行くと「８合目」の夏の標識を通過する。よくよく雪が少ないのだ。雨が降れば雪は一気に無くなるので、より難しくなりそうだ。山頂下部の急斜面を登り切ると俎嵓の一段下の広場に出る。ここは普段でも風を避けられるので多くの登山者が休憩している。すでに山頂を踏んだのだろう。山頂に立つと、雲はあるものの風も無く、周りの山々が一望できる。至仏山、平ヶ岳、眼下に尾瀬沼、尾瀬ヶ原、福島県側を見ると大杉岳から只見へと延びる稜線が続く。山頂にもたくさんの人が休んでいる。私たちは一段下に下がってから昼食を摂ることにした。
　30分ほど過ごしてから滑降に移る。いつもだと好きなところを滑っていけるのだが、雪が少なくコース取りを間違うとトラバースを強いられることになる。ほぼ夏道沿いに高度を下げ、熊沢田代に降り立つ。下りは１時間ほどなので、余韻を楽しみながらゆっくりする。次に夏道通りに1986m標高点に乗ってから広沢田代へと滑り降りる。ここまではヤブもさほど気にならないで降りることが出来たが、最後の広沢田代からの下りは灌木がうるさい。途中でシャツを引っかけて破いてしまった。最後は雪を拾いながら御池駐車場へむかったが、コース取りによってはヤブに行く手を遮られる。13時15分、滑り初めて1時間15分で御池駐車場に戻った。
　今年は雪が少なく、ゴールデンウイークから沼山峠へのシャトルバスの運転が始まった。今までには無かったことである。御池駐車場の料金機はまだ設置されていなく、1000円の駐車料金はかからなかった。山行を終えてから駒の湯で汗を流して帰路に着いた。（Ｉ．Ｉ）

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トラック 登り＝赤　下り＝青

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