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No5531
月山・濁沢
山行種別 山スキー
がっさん・にごりさわ 地形図

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山行期間 2017年4月22日(土)
コースタイム
湯殿山スキー場(8:05)=姥沢P(8:54)=リフト上駅(9:33,9:41)→柴灯森(10:26,10:42)→P1479m(12:02,12:34)→濁沢(13:23)→湯殿山スキー場(14:17)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
姥ヶ岳をトラバース 柴灯森はガスの中 品倉尾根にぞろぞろと人がいる
ガスの下に湯殿山が見えた やっとガスの下に出た S田パーティーと合流して滑る
1479mピークで昼食 100万人ゲレンデ 濁沢へ滑り込むK内さん
G藤さん69歳! 今日はテレマークのF井さん 左岸をトラバース
緩斜面を流す ゲレンデを滑る ゴール!

行動記録
 久しぶりに月山の品倉尾根に行くことにした。2013年に1度行ったっきりだったのだ。メンバーはお馴染みの4人。湯殿山スキー場に1台デポしてから姥沢へと向かう。姥沢の駐車場は協力金500円也。リフトで登って上駅から歩き始めたが、徐々にガスの中に入っていく。先週肘折ルートをやった時よりもガスが低い。先行者をどんどん抜きながら柴灯森に到着。品倉尾根はここで左へ分岐するのだが、視界が無いのでなかなか思い切って踏み出せない。
 一瞬でもガスが晴れてくれと思いしばらく待ったが変わらないので、コンパスで方角を決めて斜面を下りることにした。50mほど下ったところでガスが晴れて視界が得られると、右手近くに尾根があり人も見える。しまった間違ったということで登り返して正しい尾根に入り直した。品倉尾根は車のデポが必要なことから、それほど人は多くないと思っていた。実際、今朝の湯殿山スキー場駐車場には、我々以外には西川のS田さんの車しかなかった。しかし、驚くことに前後に何パーティーもぞろぞろと歩いているではないか。ツボ足にスキーにボードまでいる。いつからこんな人気ルートになったのだろうと訝しく思っていると、やがてポツポツと引き返すパーティーが現れた。山頂を目指していた誰かがガスのため柴灯森の分岐で品倉尾根のほうに入ってしまい、後続もそのトレースに続いたということらしい。GPSを見たりガスが薄れたりして間違いに気が付いたというわけだ。柴灯森から下りが続くのでもっと早く気づいてもよさそうだが、間違えるときとはそんなものだろう。山ではこういうことが発生しやすい。特に雪上では他人のトレースを追いかけたくなる心理が働くのだ。結局、尾根上に残ったのは前方に見える1パーティーと我々だけとなった。
 前のパーティーに追いつくと案の定S田さんのパーティーだった。月山は庭みたいなS田さんなので、以後一緒に行動させてもらうことにした。1500m以下になると視界も良好となった。小ピークで昼食を取りながら眺めを楽しむ。沢を挟んで南側に見える尾根に品倉山が見える。こちらの尾根を品倉尾根ルートと言ってはいるが、本当の品倉尾根は向こう側である。ただし、やせ尾根でスキールートにはあまり向かないので、こちらを品倉尾根ルートと呼んでいるのではないだろうか。
 やがて広くて滑りやすい斜面の上に出た。ここには百万人ゲレンデという名前が付いている。雪質も良好で快適な滑りを楽しむ。登り返して今度は濁沢右岸の急斜面を滑るとのこと。次々と歓声を上げて斜面に飛び込んでいく。自分はスキーを引っかけて大転倒。沢床に降りると濁沢左岸をトラーバースして下降していく。とにかくS田さん達は自由自在である。、ひと息ついてから緩斜面を流すと、既にクローズした湯殿山スキー場のゲレンデを滑り降りる。周囲のフキノトウを採ってから帰途についた。(K.Ku)

ルート図 登り=赤 下り=青
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平28情複、 第162号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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