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No5734
焼山・栂森
栂森 1359m標高点
山行種別  山スキー
やけやま・つがもり 地形図

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山行期間 2018年1月8日(月)
コースタイム 後生掛温泉(7:47)→後生掛温泉入口(7:52)→ベコ谷地(8:37,8:41)→休憩・1170m地点(9:12,9:19)→三角点峰(9:59)→栂森(10:06,10:23)→ベコ谷地(10:47,10:55)→後生掛温泉入口(11:23)→後生掛温泉(11:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
アスピーテラインの後生掛温泉入口から登山道へ 沢を2本渡り樹林の中へ足を踏み入れる ベコ谷地の大雪原は何とも言えない美しさ
ベコ谷地を突っ切って尾根に取り付く 1170m地点で休憩 どこまでも尾根伝いに登って行く
国見台から派生する尾根が見える 三角点峰(点名:石仮戸)へは雪質の良いオープンバーン 三角点峰から栂森のピークまではシュカブラが発達している
奥に見えるのは鳥海山? 八幡平の緩やかな稜線 振り返って北側を見る
山頂での集合写真 帰りは快適な斜面が待っている 気持ちの良いオープンバーン
登り返しが嫌でなければまるでゲレンデ 緩斜面もトレースがあれば良く滑る ベコ谷地に戻って休憩
沢を渡って道路に戻る 後生掛温泉が見える 後生掛温泉に戻って山行を終える

行動記録
 後生掛温泉最終日はベコ谷地から栂森を目指すことになった。天気は夕方には崩れる予報だが午前中は何とか持ちそうだ。後生掛温泉から道路を歩き、アスピーテラインの後生掛温泉入口の看板の所から雪原に降りる。なお、最短だったアスピーテラインから山水亭跡地から入るルートは、架設されていた橋の撤去にともない現在は通れないので注意が必要だ。
 沢を2本渡るが夏道の登山道に橋がかかっているので渡る場所を間違わなければ踏み抜くことはない。樹林帯に入り登っていくと尾根はすぐに緩やかになる。帰りに滑ってくれるのだろうかと心配になるぐらいだ。尾根伝いに緩やかな樹林帯を進み、左に大きくカーブしながらベコ谷地を目指す。少し右に寄りすぎたようだ。ほぼ夏道に沿って登るとロスは無いようだ。
 ベコ谷地には8時37分に着いた。後生掛温泉から1時間とかからない。に出発時は上空は巻層雲で覆われていたが、ベコ谷地までくると日差しが射してきた。今までは国見台コースばかりで、このコースを歩くのは初めてだ。ベコ谷地の大雪原はあまりにも美しく感動的でさえある。ベコ谷地を真っ直ぐ突っ切って尾根に取り付く。樹間は広く傾斜もきつくないので登りやすい。標高1170m地点で休憩をとった。風も無く穏やかな天気である。
 次に三角点のあるピークへと向かう。緩やかな登りだが滑ってはくれそう。樹氷群の脇は開けていて滑るには良さそうだ。標高1300mから三角点のあるピークまではオープンバーンが広がる。オープンバーンは左の沢に向かって続いているので、時間があれば登り返して滑りを楽しむことも出来そうだ。三角点ピークを越えると栂森のピークが目の前に見える。尾根上部は風が強いのだろう、三角点ピークから栂森まではシュカブラで雪面は堅い。栂森山頂には10時06分に着いた。休憩も含めて後生掛温泉から2時間15分の道のりである。
 山頂からは360度の展望が得られる。東には八幡平の緩やかな尾根が連なり、南には遠く鳥海山が望める。後生掛に来て最終日になってようやく好天に恵まれた。眺めを楽しんだらシールを剥がして滑降に移る。三角点ピークを越えると快適にオープンバーンである。距離がないので気分良く滑るのもあっと言う間である。緩斜面になるとラッセルになるので登ってきたトレースを利用する。快適に走ってくれる。ツリーラン楽しんでベコ谷地で休憩とした。降りてしまうのがもったいないような景色だ。
 ベコ谷地からは夏道に沿って滑った。登ってくるときにこのルートを取っていれば、下りも快適に滑ってくれただろうに、ルート取りを失敗したようだ。登りのトレースに戻るとスキーは良く走ってくれる。沢の徒渉点にはあっけなく着いてしまった。道路まで登り返し後生掛温泉には11時30分に戻った。
 このコースは春の時期に訪れる人が多いようだ。ザラメ雪であれば、この緩斜面も快適に滑ることが出来そうだ。今度は玉川温泉かせ焼山にも登ってみたいし、八幡平も滑ってみたい。今度はアスピーテラインが開通する時期に再び訪れてみよう。(I.I)

概念図

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