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No5738
村山葉山
山行種別 山スキー
むらやまはやま 地形図

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山行期間 2018年1月7日(日)
コースタイム
大鳥居(9:08)→標高940m(11:57)→滑降3本→大鳥居(15:05)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
車で満杯の除雪終了点 雪野原を歩いていく 斜面が見えてきた
先行者のトレースがありがたい ブナの疎林を登る 927m標高点
1本目をいただく 2本目をいただく パウダーを味わう
3本目をいただく プローブで積雪深を測ってみる 3mの深さのところもある

行動記録
 村山葉山にはブナの疎林があり、適度な急斜面で厳冬期にはパウダーが味わえる。そろそろかなと思っていたところ、十分な積雪量があるとの情報が得られたので向かうことにした。大鳥居集落の奥に進んで除雪終了点まで行くと、既に 台の車があり準備中のパーティーで賑わっていた。見覚えのある車もあり、考えることは皆さん同じというわけだ。既に満杯なので数十mバックして何とか停める。最後尾スタートなので、既に高速道路のようなトレースが出来上がっている。風はなく薄日も差す上々の天気。柔らかくふんわりした雪が積もっている雪野原の一本道を歩いていく。先行パーティーに追いつくかと思ったがなかなか姿が見えない。斜面に取り付いてしばらく登ると休憩中の先行パーティーに追いついた。仙台と東京からの混成パーティーとのこと。ラッセルしてトレースを作ってくれた先行者に感謝しつつ急斜面を登っていく。上の方から呼びかけられたので見上げたら山形のA氏 だった。ラッセルしてくれたのはやはり彼と東北大のパーティーとのこと。А氏はこれが一本目と言いながら滑り降りて行った。927m標高点の手前の平坦地に着くとさらに何人もの先行者がいた。聞くとトレースはここまでとのこと。我々はもう少し先へとラッセルしてみたが、標高940mで今日の山頂とすることにした。
 早速パウダーを味わおうと、シールを剥がして南斜面を1本滑ってみる。そこそこ斜度のある斜面だが、この深雪にはちょっと役不足だったようだ。あまりスピードに乗れない滑降となった。そこからの登り返しがひと苦労。927m標高点に着いて昼食とした。他のパーティーも休憩する者、滑っていく者と様々だ。我々も滑ろうと腰を上げると登り返してきたА氏が2本目を滑っていった。そのスピードに乗った流れるような滑りには一同ん〜と唸ってしまった。さて自分は自分のレベルで滑ろうと斜面にスキーを落とす。雪が舞い上がり視界を覆うほどのパウダーに感動する。いやはや何とも素晴らしい雪とブナの疎林だ。200m以上落として止まり登り返す。しばらく頑張ってラッセルしていくと今朝のトレースに合わせた。標高890mまで登り返して滑降すると、他パーティーの姿は見えなくなっていた。午後2時も過ぎたので我々も下山することにした。
 さて、今回滑った斜面の適期は厳冬期の2月中旬までとなるだろう。2月下旬〜3月上旬でも可能な日はあるが、標高が低いので朝のうちは良くてもすぐ雪が腐ってくるのだ。近ければ通いたいくらいだがそうもいかない。今シーズン機会を作ってもう1度滑りに来たいものだ。(K.Ku)

.ルート図 ルート=赤
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平29情複、 第353号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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