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No5740
箕輪山
1728m標高点(点名:箕輪 1718.5m三等三角点)
山行種別 山スキー
みのわさん 地形図

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山行期間 2018年1月12日(金)
コースタイム 箕輪スキー場(8:41)=Cリフト終点(8:51,8:59)→Aリフト降り場近く・取付点(9:18)→箕輪山(10:21,10:39)→仏沢源頭(10:46,10:55)→鉄山避難小屋(11:23,11:57)→標高1500m地点(12:24)→迷沢徒渉点(13:28,13:42)→仏沢(13:51)→国道115号・駐車地点(13:59)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
箕輪スキー場のCリフトを利用する 平日でもありゲレンデは空いている リフトを降りると磐梯山がきれいに見える
シールを付けて箕輪山を目指す 箕輪山から本山を見る 山頂から振り返って見た磐梯山
エビの尻尾が付いた山頂の導標 南東斜面はオープンバーン 気持ちよく滑るOさん
仏沢の源頭を登って鉄山を目指す 今年の雪は豊富だ 鉄山の西尾根に載ると小屋が見える
鉄山避難小屋 標高1400m付近の迷沢右支沢源頭を滑る 雪原に滑り降りる
標高1300mあたりは緩斜面で滑ってくれない 下りラッセルが続く 積雪は豊富なのに笹が顔を出す
標高1190m付近の緩斜面 等高線が混むと何とか滑ってくれる 地竹取りの道(作業歩道)に降りる
迷沢の徒渉点 今年もつららが立派に育った 仏沢まで来る
仏沢に架かる橋 もうすぐ国道だ 国道115号に出て車デポ地点まで歩く

行動記録
 積雪量も充分だろうと迷沢を滑ってみることにした。メンバーは毎日が日曜日の私とSさん、夜勤前のOさんの3名だ。国道115号の旧道との合流点、新岩弓橋近くの駐車スペースに車をデポし、箕輪スキー場へと移動する。車をレストハウスに近いC駐車場に止め身支度をする。登山計画書をレストハウスチケット売り場に提出し、Cリフト700円のチケットを購入する。なお、今年からレストハウスのチケット売り場カウンターは無くなり、レンタルリュウスショップ側で取り扱うようになった。
 Cリフトは8時30分、Aリフトは9時30分から運転が始まる。今日はCリフトを使用しAリフト降り場まで歩いてから箕輪山に取り付くことにした。Cリフト終点には8時51分到着、シールを付けて歩き始める。まだこの時間はAリフトが運転していないのでゲレンデの中を登って行ける。運転開始後は左の尾根伝いに登ることになる。整備されたコースは歩くのも楽だ。20分ほど歩いてAリフト降り場手前から箕輪山の斜面に取り付く。箕輪山の西斜面は風が当たるので全体がシュカブラとエビの尻尾で歩きづらいのだが、うねりを旨く使って登る。しかし山頂直下の低木帯に入るとエビの尻尾が酷く、甚だ歩きづらいのだ。嫌うのであれば右側から大きく回り込めば良い。時間は変わらない。箕輪山の山頂には10時21分に着いた。Aリフト終点から1時間もかかったことになる。振り返ると磐梯山がきれいに見える。箕輪山からの眺めは最高だ360度の大パノラマを楽しんだら下りにかかろう。少し東側に向かうと南東側がオープンバーンになっている。風の関係で東斜面が一番雪質も良いのだが、南西斜面も悪くは無い。東鴉川の源頭に向かって滑り出す。
 今日のメンバーは動きが速い。写真を撮ろうとすると、すでにすぐ脇まで滑り降りている。写真が撮れないのでゆっくり滑ってくるようにお願いする。下まで降りきらないうちに右にトラバースして仏沢の源頭に向かう。滑り初めて10分もかからないで仏沢の源頭に出てしまった。シールを付け直して鉄山避難小屋を目指す。例年と比べて仏沢の雪はたっぷりだ。左岸側の緩やかな斜面をノンビリと登っていく。鉄山西尾根に出ると鉄山避難小屋は目の前だ。これも好天に恵まれたからで悪天の時には充分注意したい。小屋で早めの昼食をとることにした。冬の鉄山避難小屋は東側の窓から出入りする。今年はつっかい棒もあり楽に室内に入ることが出来た。
 11時57分、鉄山避難小屋から滑り始める。尾根はシュカブラとエビの尻尾で滑りにくいので、尾根の南斜面をトラバースするように下る。多少うねりはあるもののこちらの方が数段滑りやすい。1642m標高点ピークとのコルまで滑り下り、次に迷沢の源頭に足を踏み入れる。今年は雪が締まらないうちに雪が降り続くので、下りでも深いところは膝上のラッセルになる。これほど積雪量があるのに笹が顔を出しているのは珍しい。何処を滑っても良いが1500m標高点の南側、迷沢の右支沢の源頭から左の尾根の雪原に載り、1192m標高点を通過すればルートを誤ることはない。早いものでこのルートを滑り初めてもう30年も経ってしまった。いつまで皆さんに迷惑を掛けないでご一緒させてもらえるものやら。
 雪が深く、緩斜面になると滑らない。若いOさんが下りラッセルを買ってくれるのが何とも心強い。快適に迷沢まで滑り降りと言うわけにはいかなかったが、深雪の滑りは楽しい。途中から迷沢の早めに地竹取り道(作業歩道)に降りた。こちらの方が幾分歩きやすい。途中、道をショートカットしながら迷沢に下った。徒渉点はまだ沢が顔を出している。早く雪が締まってくれると徒渉も楽になるのだが、まだのようだ。迷沢のつららは今年も立派に育っていた。ここから道路までは15分ほどである。深雪なのでシールを付け直す。作業道はほぼレベルなので春先のザラメ雪の場合はシールを付け直さなくても良い。13時59分、新岩弓橋近くの国道脇の駐車地点に戻った。車を置いてきた箕輪スキー場に戻り、チケット売り場で下山報告を済ませて帰路に着いた。(I.I)

概念図

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