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No5749
吾妻山・五色沼
山行種別  山スキー
あづまやま・ごしきぬま 地形図

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山行期間 2018年1月21日(日)
コースタイム 高湯・ゲート(7:40)→スカイライン横断(8:28,8:33)→水飲み場(8:38)→賽ノ河原(9:21)→山鳥山(9:29)→湯の平(9:45)→井戸溝(10:00,10:08)→慶応吾妻山荘分岐(10:29)→五色沼・大岩(11:36,11:41)→慶応吾妻山荘(12:42,13:32)→山鳥山(14:07)→あつまスキー場跡・ゲレンデトップ(14:17)→高湯・ゲート(15:04)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
高湯温泉のスカイラインゲートから登り始める 樹林帯の中を登る スカイライン横断地点
だいぶ積雪量も増えてきた 湯の平のプレートの高さを見るとまだまだ雪は少ない 山荘手前で大柿さんとお会いする
硯石から大根森の尾根に取り付く 上部は雪雲で覆われる 大根森の吹きさらしから上部を見る
五色沼 大岩で折り返す 慶応吾妻山荘へと下降する
登りで使いきった大腿四頭筋には辛い滑り 慶応吾妻山荘 山鳥山からあづまスキー場跡トップに出る

行動記録
 高湯温泉から五色沼(魔女の瞳)を目指します。メンバーはリーダーの鈴○さん、メーバーの河○さん、遠○さん、自分の4名です。今回で高湯から吾妻に山スキーで入るのは3度目でしたが過去の2回は雪があまりにも深くて途中で引き返しています。今回は硬く締まった雪だったので順調に登高でき、あっという間に井戸溝10時00分に到着です。慶応吾妻山荘分岐手前では管理人の大柿さんとお会いしました。遭難者がいるとのことで、捜索隊を待っているのだそうです。五色沼まで向かうので、その場はそこそこに話を切り上げ先を急ぐことにしました。
 家形山が見えてきました。いよいよ核心部に突入です。気温が低いせいか雪が締まっていなく、慣れてきたスキー登高も全然歯が立たなくて体力ばかりが消耗してしまいます。リーダーの鈴○さんに何度も離され、心が折れて修行が足りないことを痛感しました。何とか大根森まで到達。ここは去年、柏○さんに同行させていただき下山の際に通過した所ですが無積雪期の穏やかな景色とはまったく別世界でした。余裕が無い自分には雪も風も冷徹なものにしか感じられませんでした。
 五色沼の大岩には11時36分に到着、大倉深沢から吹き上げる通称玄界灘の風は相変わらずの強風です。ここまではほぼ計画書時間通りで、休憩せずにすぐ慶応吾妻山荘に向けて下りに入ります。途中、尾根から慶応吾妻山荘に向かって東斜面に入ります。パウダーを自分はビビりながら下降、登りで使いきった大腿四頭筋は言うことを聞かず、ようやく慶応吾妻山荘に到着です。山荘では大柿さんから手製のカップで暖かいコーヒーと「とらや」の羊羹を振舞って頂きました。充分暖を取らせて頂き体も復活してあづまスキー場跡に向けて出発する心の準備もできました。大柿さんから、帰りのスキーコースに登り返しの少ない「天狗コース」が2月から滑れることや吾妻連峰の縦走路ができるまでの話など興味深い話をたくさん聞かせて頂きました。機会があれば今度は宿泊してゆっくり話しを聞いてみたいものです。
 山鳥山には14時07分に到着、前回ドン深のパウダーで前転してしまったので今回はリベンジの気持ちであづまスキー場跡を下降します。木陰の雪質は若干パウダーでその他はクラストしています。なんとスキー場のゲレンデ跡地はスノーモービルが縦横無尽に走り回った跡があって、荒らされたバーンでは難儀してしまいました。白樺ゲレンデのバニーハットからスカイラインを少し歩き、登山道に戻ってから夏道沿いに滑ります。何度か転倒しながらもゲート前に時間通り無事到着しました。(涌)

概念図

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