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No5753 |
箕輪山
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1718.5m三等三角点峰 |
山行種別 山スキー |
みのわさん |
地形図 |
山行期間 |
2018年1月31日(水) |
コースタイム |
旧115号国道・駐車地点(9:20)→1292m標高点(10:29)→箕輪山東尾根(11:05)→箕輪山・三角点(12:06)→標高1480m・休憩(12:39,12:56)→旧国道115号・駐車地点(13:34) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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冬期通行止の旧国道 |
東鴉川トンネルの脇から登る |
灌木帯を登って行く |
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除雪された旧国道に出る |
道路を横切って取り付く |
雪庇のある尾根に乗る |
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雪庇に近づかないように登る |
1292m標高点を過ぎると幾らか登りやすくなる |
箕輪山から伸びる東尾根の最後の登り |
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ようやく東尾根に乗った |
箕輪山へ向かって登る(標高1600m地点) |
箕輪山の三角点で折り返す |
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雪が降り続き視界は悪い |
足の裏で斜面を感じて滑るしかない |
風を避けて遅めの昼食をとった |
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東尾根から滑り出しのオープンバーン |
滑ると雪が舞う |
風が吹くと雪煙が上がる |
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ツリーランは雪の重さを感じさせない |
旧国道に降り立つ |
国道115号に降りてスキーを脱ぐ |
行動記録 |
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深○さんのスキー練習を兼ねて短めの山行を企画することになった。何処にしようかと考え、今年まだ滑っていない箕輪山の東斜面を滑ることにした。このルートを最初に登ったのはもう30年も前のことである。半日で登下降できるのも魅力である。山スキーの板もビンディングも当時とは大きく違い、この年齢になっても苦になく登ることが出来る。
車を国道115号から野地温泉へ向かう旧国道の冬期通行止めの地点に止め、東鴉川トンネルの上部を登ってから旧国道を横切り取り付く。ここまでは何とか薄日が射していたが、1292m標高点のある尾根に取り付く頃には雪が降り始めた。尾根の取付点は斜面が急なのでジグを切って尾根の上に上がる。尾根上は一見オープンバーンに見えるが、左半分は雪庇なので注意したい。右の樹木寄りか、場所によっては林の中をジグを切って登るようにする。1292m標高点から傾斜は幾分緩くなり真っ直ぐ登って行けるようになる。雪庇左側の沢の源頭を確認して樹林帯に入る。すぐに東尾根北側の急斜面になるのででジグを切って高度を上げる。言い忘れたが、今日の雪は硬めの安定した雪の上に降り続いた新雪が大量に載った状態で、極端な乾雪のため急斜面ではシールがグリップしてくれない。仕方なく1292m標高点手前でスキーアイゼンを付けた。こんな事は滅多にないことだ。雪が深いこともあって東尾根に乗るまでに1時間45分かかった。
尾根に乗ったら東鴉川から派生する右小沢の上流部を左にしながら緩やかに登って行く。東尾根はオオシラビソが主体の樹林帯だ。ダケカンバが出てくると箕輪山への最後の登りになる。標高差160m距離にして500mのオープンバーンが三角点まで続く箕輪山の東斜面だ。雪が降り視界が利かない生憎の天気だが、何とか三角点まで辿り着く。分岐の導標がある箕輪山最高地点の1728m標高点まではハイマツなどの低木帯でエビの尻尾ですこぶる歩きづらい。風も強く無理して行く必要も無いので、三角点で折り返すことにした。箕輪スキー場に行った人の話では季節風が直接当たる西側斜面では風が強くてスキーにならなかったとの事だったので引き返しが正解だったかもしれない。
少し下がり風を避けてシールを剥がす。雪雲の中で視界が悪いので斜面の角度も掴めない。足の裏の感覚で滑るしかない。慣れている佐○さんと大○さんは難なく滑ってくるが、まだ滑りが慣れていない深○さんは悪戦苦闘だ。何とか樹林帯まで滑り降り、風を避けて遅めの昼食をとった。あとは戻るだけである。尾根伝いに緩い樹林の間を滑り左の斜面に滑り込む。最初は幅30mほどの帯状のオープンバーン。雪は軽く胸まで雪が舞い、快適に滑り降りる。積雪内部は思ったよりも安定している。ひと滑りしたら左に戻り、1292m標高点尾根の上部から右の林間の斜面に入る。雪は安定しているものの急斜面に滑り込むと、時間当たりの降雪量が多かったために新雪の上部が少しだが流れる。大事を取って斜面の凸状部分を滑るように指示する。快適なツリーランで一気に高度を1150mまで下げて平坦部に出る。旧国道はすぐである。旧国道を横切り灌木帯を下るが、滑りづらいので嫌って東鴉川トンネル西側に降りた。登ってきたルートよりは灌木が薄い。車に注意しながら国道を横断し車に戻った。(和) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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